恵日山観蔵寺|新四国四箇領八十八ヵ所
観蔵寺の概要
真言宗豊山派の観蔵寺は恵日山と号します。新編武蔵風土記稿に「金蓮院門徒、観蔵寺、本尊正観音」とあり、江戸時代に創建したと考えられます。いぼとり地蔵尊としても近隣の人たちから今も親しまれてきました。昔、盗賊が侵入したが不動明の怒りにふれて捕まって以来、明治の末まで不動明王が見張りをしているので戸締りをしたことがないあけっぱなしの不動と呼ばれていました。西新井組中川通四箇領八十八箇所32番です。半田稲荷神社の道路向かいにあります
山号 | 恵日山 |
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院号 | - |
寺号 | 観蔵寺 |
住所 | 葛飾区東金町7-1-2 |
本尊 | 聖観世音菩薩立像 |
宗派 | 真言宗豊山派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
観蔵寺の縁起
観蔵寺の創建年代は不詳ですが、新編武蔵風土記稿に「金蓮院門徒、観蔵寺、本尊正観音」とあり、江戸時代に創建したと考 えられます。
葛飾区寺院調査報告による観蔵寺の縁起
創立年代不詳。墓石の年号等から江戸時代初期の開基とされる。かつて盗賊が当寺に侵入したが、不動明王の怒にふれて捕縛されて以来、明治の末まで戸締りをしたことがないのであけっぱなしの不動と呼ばれていたという。本堂の軒先に「宝暦2年 甲斐国都留郡大目村 宝勝寺」の銘のある半鐘がある。宝勝寺は曹洞宗の寺であって、伝来の由緒は不明である。(葛飾区教育委員会 葛飾区寺院調査報告より)
観蔵寺の周辺図