宝林寺|練馬区谷原にある浄土真宗本願寺派寺院

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宝林寺|練馬区谷原、三軒寺

宝林寺の概要

浄土真宗本願寺派寺院の宝林寺は、練馬区谷原にある寺院です。宝林寺の創建年代は不詳ですが、僧林西(明暦年間没)が日本橋浜町に創建、明暦の大火(1657)に築地本願寺寺内へ移転したといいます。関東大震災後の築地区画整理により、敬覚寺真龍寺とともに当地へ移転しています。

宝林寺
宝林寺の概要
山号 -
院号 -
寺号 宝林寺
本尊 阿弥陀如来像
住所 練馬区谷原6-8-25
宗派 浄土真宗本願寺派
葬儀・墓地 夫婦墓分譲中
備考 -



宝林寺の縁起

宝林寺の創建年代は不詳ですが、僧林西(明暦年間没)が日本橋浜町に創建、明暦の大火(1657)に築地本願寺寺内へ移転したといいます。関東大震災後の築地区画整理により、敬覚寺真龍寺とともに当地へ移転しています。

「練馬の寺院」による宝林寺の縁起

当寺は日本橋浜町で明暦3年(1657)正月18日の振袖火事により焼失し、八丁堀築地に移転した。元禄8年(1695)12月26日火災により焼失、また天明4年(1784)12月26日焼失、明治5年2月26日焼失、大正12年9月1日関東大震災により焼失した。昭和3年現在地に移転して、昭和12年(1937)本堂完成、昭和44年に庫裡の増改築、境内整備、また昭和57年には、仏具修復を行い遷座50年法要を執行している。
平成12年には、現代的な建物に建て替えられ、翌年5月には落慶法要も執り行われた。
本堂には、本尊阿弥陀如来を中心に、右側に親鸞上人、聖徳太子、左側に良如上人、七高僧の絵像が安置されている。また11月10日の報恩講には「大谷本願寺親鸞上人之縁起」が掲げられる。
第9世住職羽田雲堂は能筆家、また第10世子雲は南画家として知られ「子雲画集」の著があり、父子一族合葬墓となっている。本堂の格天井には子雲の門弟の手になる花鳥図34点が描かれてある。この格天井は平成12年の建て替えの際、外陣から内陣に移されている。
墓地には、明治、大正以降の墓石が多く、基礎に大和屋、近江屋、越後屋、鷲善等屋号を刻んであるのが目につく。(「練馬の寺院」より)


宝林寺の周辺図

参考資料

  • 練馬の寺院(練馬区教育委員会)