雲龍山松巖寺|新宿区須賀町にある臨済宗妙心寺派寺院
松巖寺の概要
臨済宗妙心寺派寺院の松巖寺は、雲龍山と号します。松巖寺は、妙心寺無相大師15世の法孫桂門玄昌が、寛永12年(1635)創建したといいます。
山号 | 雲龍山 |
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院号 | - |
寺号 | 松巖寺 |
住所 | 新宿区須賀町12-6 |
宗派 | 臨済宗妙心寺派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
松巖寺の縁起
松巖寺は、妙心寺無相大師15世の法孫桂門玄昌が、寛永12年(1635)創建したといいます。
「四谷區史」による松巖寺の縁起
雲龍山松巌寺は京都花園妙心寺末の臨済宗、四谷南寺町にあつた。境内拝領地千百四十七坪、隣寺永心寺共同の領地を有することは同寺の條下に記した。起立は寛永十二年乙亥と傳ふるのみで、開山桂門和尚は寛文九年己酉七月二十日に遷化した。(「四谷區史」より)
「四谷南寺町界隈」による松巖寺の縁起
臨済宗京都花園妙心寺末、雲龍山と号す。
起立は寛永12年乙亥、妙心寺無相大師15世の法孫、桂門玄昌の創立。桂門は寛文9年己酉7月20日遷化。寺地は1,147坪とあるが、隣寺永心寺と共に共同の拝領地というので、永心寺の方が927坪とあるからその残りとすれば220坪である。現在の境内地はその位である。
今は、高輪東禅寺末で墓地は大崎共同墓地、元寿昌院墓地ヘ合併されている。(中略)
なおこの松巖寺と永心寺の間を南に降る細い坂(現、若葉公園に下る)のことを「くらやみ坂」或いは「乞食坂」と昔から呼んでいる。
なお、勝興寺辺やこの南寺町辺一帯を、谷町を境として「西台」といい、西念寺、愛染院の方を「北台」といった。(四谷南寺町界隈より)
松巖寺の周辺図