白泉寺|豊島区巣鴨にある曹洞宗寺院

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龍淵山白泉寺|豊島区巣鴨にある曹洞宗寺院

白泉寺の概要

曹洞宗寺院の白泉寺は、龍淵山と号します。慶長16年(1611)雪外宗秀和尚が遠州田中に創建しました。のち祖関院殿不用道無が浅草へ移転、明治維新後、当地へ移転しました。

白泉寺
白泉寺の概要
山号 龍淵山
院号 -
寺号 白泉寺
住所 豊島区巣鴨5-32-5
本尊 木造聖観音菩薩像、朝日観音立像
宗派 曹洞宗
葬儀・墓地 -
備考 -



白泉寺の縁起

白泉寺は、慶長16年(1611)雪外宗秀和尚が遠州田中に創建しました。のち祖関院殿不用道無が浅草へ移転、明治維新後、当地へ移転しました。江戸期には茗荷谷林泉寺、池之端経安寺(現慶安寺)、入谷善徳寺(全得寺)の3ヶ寺を末寺に擁していました。

「豊島の寺院」による白泉寺の縁起

慶長16年(1611)雪外宗秀和尚の開山、明治44年(1911)浅草北清島町より巣鴨村大字巣鴨字庚申塚146(現在地)へ移転。昭和20年(1945)戦災で焼失。昭和30年(1955)幼稚園開設。(「豊島の寺院」より)

御府内寺社備考による白泉寺の縁起

遠江国秦原郡中村長興寺末 浅草不唱小名 龍淵山白泉寺、境内拝領地3575坪
起立之年代相分り不申候。
開山雪外宗秀和尚、永享元年正月19日寂。
開基白泉寺殿東巌善照大居士、天正15年3月18日卒。俗名久貝市右衛門正勝、於遠州田中当寺を開基。
中興開山当寺四世通山宗徹和尚、元和7年6月4日寂。
中興開基祖関院殿不用道無大居士、慶安元年2月2日卒。俗名久貝因幡守正俊遠州田中江府ヘ移す。
本堂、本尊釈迦如来木座像、開山雪外宗秀和尚木像。(中略)
鎮守、白山権現、稲荷大明神合社。神体幣、相殿毘沙門。
表門、高1丈1尺幅9尺、龍淵山之額字、筆者不詳。
末寺、林泉寺茗荷谷、経安寺池之端(現慶安寺)、善徳寺(全得寺)入谷。以上乙酉書上。(御府内寺社備考より)


白泉寺の周辺図