光明寺|船橋市印内にある真言宗豊山派寺院
光明寺の概要
船橋市印内にある真言宗豊山派寺院の光明寺は、補陀落山と号します。光明寺の創建年代等は不詳ながら、山野村延命院(現正延寺)14世秀鑁が自身の隠居寺として元禄11年(1680)頃に創建したと伝えられ、江戸期には、印内八坂神社を享保18年(1733)に開創、また印内春日神社など諸社の別当を勤めていたといいます。
山号 | 補陀落山 |
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院号 | - |
寺号 | 光明寺 |
住所 | 船橋市印内2-7-8 |
宗派 | 真言宗豊山派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
光明寺の縁起
光明寺の創建年代等は不詳ながら、山野村延命院(現正延寺)14世秀鑁が自身の隠居寺として元禄11年(1680)頃に創建したと伝えられ、江戸期には、印内八坂神社を享保18年(1733)に開創、また印内春日神社など諸社の別当を勤めていたといいます。
「船橋市史」による光明寺の縁起
(印内村)
光明寺
真言宗。享保七年の山王権現の名簿に別当光明寺とあるのが、史料上の初見である。「真言本末』に山野村延命院の門徒寺として載せられている。「県寺明細』には由緒不詳とある。山王権現・春日大明神・第六天宮・駒形明神・八幡社・熊野社の別当寺であった。(「船橋市史」より)
境内掲示による光明寺の縁起
光明寺の本尊さま
當寺の本尊は十一面観世音菩薩と申して観音さまのお仲間です。観音さまは、すべての人びとの苦悩を救済するため、多方面に活動なさる仏さまですので、さまざまなお姿に変化してあらわれます。その中で十一の御尊顔をそなえられた観音さま、それが當寺の本尊さまです。
御一面の仏威力でさえすばらしいのに、それを十一面もお持ちになられる十一面観世音菩薩さまは、観音さまの中の観音さまと申せましょう。
この御堂の本尊さまは、當山創建(中世)以来の木佛像で実に由緒の古い限りなく深い御利益を秘めた本尊さまです。(境内掲示より)
光明寺の周辺図
参考資料
- 「船橋市史」