大悲山長泉寺|関東三十三観音霊場
長泉寺の概要
真言宗豊山派寺院の長泉寺は、大悲山と号します。長泉寺の創建年代等は不詳ながら、江戸時代には地内の花野井香取神社をはじめ各社の別当を勤めていた他、大日堂を大洞院と共に管理していたといいます。関東三十三観音霊場7番です。
山号 | 大悲山 |
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院号 | - |
寺号 | 長泉寺 |
住所 | 千葉県柏市花野井1003 |
宗派 | 真言宗豊山派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
長泉寺の縁起
長泉寺の創建年代等は不詳ながら、江戸時代には地内の花野井香取神社をはじめ各社の別当を勤めていた他、大日堂を大洞院と共に管理していたといいます。
「柏市史」による長泉寺の縁起
長泉寺
花野井村字原に所在。大悲山と号し、江戸時代は鰭ケ崎村東福寺の末寺であった。本尊は千手観世音菩薩。寛保元年(一七四一)の「郷差出帳」によれば、境内は除地で、観音堂と寮(墓守が住んでいる建物)を支配し、不動堂と大日堂を大洞院と共に支配していた。また、村内の香取・妙見・鹿島・第六天・稲荷・天神の各神社を支配していた。同差出帳の文化六年(一八〇九) の記事では、施餓鬼は七月二五日とある。(「柏市史」より)
長泉寺の周辺図
参考資料
- 「柏市史」