壽榮山津慶寺|勝浦市川津にある日蓮宗寺院
津慶寺の概要
日蓮宗寺院の津慶寺は、壽榮山と号します。津慶寺は、正応2(1289)年に真言宗寺院として創建、六老僧日持により日蓮宗に改め、三位公日文(正中元年1324年寂)が開山したといいます。元禄16年(1703)に津波で流失し、正徳年間(1711-1716)に当地へ移転しています。当寺の仏足石は関東の日蓮宗寺院では随一ともいわれる他、祖師像は小湊誕生寺・興津妙覚寺の祖師像と共に三体一木と伝わります。
山号 | 壽榮山 |
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院号 | - |
寺号 | 津慶寺 |
住所 | 勝浦市川津1655 |
宗派 | 日蓮宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
津慶寺の縁起
津慶寺は、正応2(1289)年に真言宗寺院として創建、六老僧日持により日蓮宗に改め、三位公日文(正中元年1324年寂)が開山したといいます。元禄16年(1703)に津波で流失し、正徳年間(1711-1716)に当地へ移転しています。
「日蓮宗寺院大鑑」による津慶寺の縁起
津慶寺
正応2(1289)年の創立。開山三位公日文(正中元年1月15日寂)。池上・芳師法縁。六老僧日持により真言宗より改宗、日文は引田本願寺2世日乗の弟子となり朗門流となる。本堂は9世日隆により建立されたが元禄16年に津波で流失、正徳年間に現在地に移転。延享2年火災により焼失、22世日定の代再建。宗祖像は三体一木(小湊誕生寺・興津妙覚寺)と伝えられる。また日蓮宗における関東随一といわれる仏足石がある。23世本寿院日利は池上30世へ。24世徳善院日順は中山法華経寺72世へ。26世界如院日航は真間弘法寺36世へ。30世遠光院日霑は池上58世へ。36世円乗院日照は真間弘法寺73世へ。付近に官軍塚がある。(「日蓮宗寺院大鑑」より)
津慶寺の周辺図
参考資料
- 「日蓮宗寺院大鑑」