龍鷹山光明寺|江戸川八十八ヶ所霊場
光明寺の概要
真言宗豊山派寺院の光明寺は、龍鷹山と号します。光明寺は、延宝四年(一六七六)の創建と伝えられ、江戸期には蘇羽鷹神社の別当を勤めていました。江戸川八十八ヶ所霊場79番です。
山号 | 龍鷹山 |
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院号 | - |
寺号 | 光明寺 |
住所 | 松戸市二ツ木30 |
宗派 | 真言宗豊山派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
光明寺の縁起
光明寺は、延宝四年(一六七六)の創建と伝えられ、江戸期には蘇羽鷹神社の別当を勤めていました。
「松戸のお寺」による光明寺の縁起
真言宗豊山派龍鷹山常眞寺
字花輪の地(二ツ木三〇)にある当山は、竹林に囲まれた静かな雰囲気のお寺です。
創建は延宝四年(一六七六)といわれ、南にある蘇羽鷹神社の別当寺でした。旧二ツ木村の上寺(常行院)、下寺(金蔵院)に対して、当山は中寺と呼ばれていました。
ご本尊は不動明王ですが、室町時代の応永二十三年(一四一六)に鋳造された青銅製の阿弥陀如来立像を所蔵しています。全長60センチの仏像で、江戸時代には阿弥陀堂に安置されていたものとみられます。しかし火災にあい、表面が荒れ、右手を欠損しています。昭和六十二年二月、松戸市有形文化財に指定されました。
本堂の右手に大師堂、その横に六地蔵が立ち、墓地があります。境内の銀杏は昭和五十一年一月に松戸市保護樹木に指定されました。(「松戸のお寺」より)
「松戸市史料 第4集 松戸町誌・小金町誌」による光明寺の縁起
光明寺
二ツ木字花輪ニアリ。坪數二百八十三坪、竜鷹山ト称ス。新義真言宗ニシテ八木村名都借清竜院ノ本寺ナリ。(「松戸市史料 第4集 松戸町誌・小金町誌」より)
光明寺所蔵の文化財
- 青銅製の阿弥陀如来立像(松戸市指定有形文化財)
- 光明寺のイチョウ(松戸市指定保護樹木)
光明寺の周辺図
参考資料
- 「松戸のお寺」
- 「松戸市史料 第4集 松戸町誌・小金町誌」