吾妻神社。天正年間に村民が勧請して創建

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吾妻神社。厚木市温水西の神社

吾妻神社の概要

吾妻神社は、厚木市温水西にある神社です。吾妻神社は、天正年間(1573-1592)に村民吉岡梅代・長田長次郎・広瀬喜平等の先祖が勧請して創建したと伝えられ、明治3年雑社となったといいます。

吾妻神社
吾妻神社の概要
社号 吾妻神社
祭神 弟橘姫命
相殿 -
境内社 -
祭日 例大祭10月17日
住所 厚木市温水西2-17-12
備考 -



吾妻神社の由緒

吾妻神社は、天正年間(1573-1592)に村民吉岡梅代・長田長次郎・広瀬喜平等の先祖が勧請して創建したと伝えられ、明治3年雑社となったといいます。

新編相模国風土記稿による吾妻神社の由緒

(温水村)
吾妻権現社
神躰圓鏡徑五寸、(面に佛像裏に寛永十壹甲戌天二月四日と彫す、)を置、
鐘樓。享保三年鑄造の鐘を掛、(新編相模国風土記稿より)

神奈川県神社誌による吾妻神社の由緒

『新編相模風土記』に吾妻権現社、神体円鏡径五寸、面に仏像裏に寛永十一戌(一六三四)二月四日と彫す、享保三年(一七一八)鋳造の鏡を掛」とあるが今はない。勧請天正十九年(一五九一)十一月十七日地主吉岡宗次郎。明治三年十月八日雑社に定めらる。古くは一月十七日と十月十七日を祭典日とし、その日は虫卦じの祈願者多く賑っていたが、今はその崇敬者も少なくなっている。(神奈川県神社誌より)

「厚木市史史料」による吾妻神社の由緒

吾妻神社(高坪一四七五)
(新編相模国風土記稿からの引用箇所省略)
雑社西ノ方字高三子山上一千四百七十五番地ニアリ、社地四十八坪祭神橘媛命天正年中村民吉岡梅代、長田長次郎、広瀬喜平等ノ先祖之ヲ勧請スト言。例祭九月十七日。(皇国地誌)。(「厚木市史史料」より)


吾妻神社の周辺図


参考資料

  • 新編相模国風土記稿
  • 神奈川県神社誌
  • 「厚木市史史料」

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