音響山善福寺|遊行寺第二世他阿真教が開山
善福寺の概要
時宗寺院の善福寺は、音響山伝相院と号します。善福寺は、遊行寺第二世他阿真教が、永仁2年(1294)に開闢したといいます。
山号 | 音響山 |
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院号 | 伝相院 |
寺号 | 善福寺 |
住所 | 品川区北品川1-28-9 |
本尊 | 阿弥陀如来 |
宗派 | 時宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
善福寺の縁起
善福寺は、遊行寺第二世他阿真教が、永仁2年(1294)に開闢したといいます。
新編武蔵風土記稿による善福寺の縁起
(北品川宿)善福寺
除地四段五畝二十四歩、法禅寺の北隣にて、是も歩行新宿一町目の町屋に添り、時宗藤澤清浄光寺末音響山傳相院と號す、永仁二年遊行第二代他阿真教の開闢なり、昔は恵心作の弥陀を本尊とす、延享年間回禄に罹る、今の本尊は佛工の作坐像長三尺、東海寺御建立の時境内南の方御用地となり、其替地は御殿山の下にて下し賜ふ。
門前町屋。天和二年起立延享三年より町方支配となる、間口十三間歩数五十一、此餘昔は表通海道にて三段六畝二歩の地も門前町なりしが、享保七年歩行新宿に加入。(新編武蔵風土記稿より)
善福寺所蔵の文化財
- 善福寺石造念仏講供養塔1基(品川区指定文化財)
善福寺石造念仏講供養塔1基
万治元年(1658)に造立の笠塔婆型の供善塔で、刻んである銘文や人名などから、念仏講の人々が死後の往生菩提を生前に祈り、読経や供養などの善行を積むことを意図して造立したものである。(品川区WEBより)
善福寺の周辺図