正福山常光寺|品川区上大崎にある浄土宗寺院
常光寺の概要
浄土宗寺院の常光寺は、正福山晴冷院と号します。常光寺は、元和元年(1615)芝金杉に大誉上人が開山しました。高輪北町への移転を経て、明治42年6月に当地にあった正福寺と合併、明治43年に当地へ移転し、現在に至っています。
山号 | 正福山 |
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院号 | 晴冷院 |
寺号 | 常光寺 |
住所 | 品川区上大崎1-10-30 |
本尊 | 阿弥陀三尊 |
宗派 | 浄土宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | 墓地受付中 |
常光寺の縁起
常光寺は、元和元年(1615)芝金杉に大誉上人が開山しました。高輪北町への移転を経て、明治42年6月に当地にあった正福寺と合併、明治43年に当地へ移転し、現在に至っています。
「品川区の文化財」による当地にあった正福寺について
増上寺下屋敷内子院8ヶ寺の一つである。当寺は元和5年(1619)に、箕誉論道が、麻布に開創した寺である。寛文元年(1661)この地が幕府の御用地となったので、現在の場所に移った。
安政3年(1856)8月25日暴風のため本堂庫裡が倒壊してから再興できず、仏具、什器等を同じ8ヶ寺の一つである清岸寺に寄託し清岸寺の住職が寺務を管理した。後には同じ8ヶ寺の本願寺や戒法寺等も寺務の管理にあたった。明治42年(1909)6月に芝高輪北町にあった常光寺と合併し、常光寺はその後正福寺の寺地に移転して現在に至っている。(「品川区の文化財」より)
「新編武蔵風土記稿」による当地にあった正福寺について
(上大崎村)正福寺
知足山少欲院と號す、開山眞譽論道正保三年二月六日寂す、開基山崎猪左衛門妻女歓翁宗林元和五年十二月二十九日死せり(「新編武蔵風土記稿」より)
常光寺の周辺図