川上稲荷神社|将軍家の御上場だった場所に稲荷社を創祀
川上稲荷神社の概要
川上稲荷神社は、中央区東日本橋にある稲荷神社です。川上稲荷神社は、江戸時代に将軍家の御上場だった場所(新柳町)に稲荷社を創祀、江戸時代末期の切絵図にも描かれているといい、明治維新数年して遷座したといいます。
社号 | 稲荷神社 |
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祭神 | 倉稲魂命 |
相殿 | - |
境内社 | - |
住所 | 中央区東日本橋2-25 |
備考 | - |
川上稲荷神社の由緒
川上稲荷神社は、江戸時代に将軍家の御上場だった場所(新柳町)に稲荷社を創祀、江戸時代末期の切絵図にも描かれているといい、明治維新数年して遷座したといいます。
東京名所図会による川上稲荷神社の由緒
川上稲荷神社
川上稲荷神社は、新柳町一番地に在り、小やかなる祠なり。此町は築出の新地とて、往時将軍家の御上場にして、また、當社の境内たりしなり、嘉永の切絵圖を見て知るべし。
東京開花繁昌誌云、昔は三方に柵馬行ありて、内に一宇の小祠あり、川上稲荷といふ、今は其小祠を南の町はづれに移せしが云々。又云、川上稲荷の守護人、澁屋與八」とあり、神前奉納の常夜燈及石の手洗鉢に、明治十八年一月の銘あるも、方今の地に遷座せられしは、維新後五六年の間ならむ。(東京名所図会より)
川上稲荷神社の周辺図
参考資料
- 東京名所図会