浜町神社|天明年間に創始と云われる稲荷
浜町神社の概要
浜町神社は、中央区日本橋浜町にある神社で、再開発されたトルナーレ日本橋浜町の敷地内にあります。当地は、安政年間に徳川幕府から島津家へ土地の引き渡しがあり、土地に祀られていた天明年間に創始と云われる(註:中央区史より)稲荷を島津稲荷として崇敬してきたといいます。関東大震災後浜町神社を改称していたものの、戦災により焼失、昭和28年、浜町神社として改めて建立したといいます。
社号 | 浜町神社 |
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祭神 | 稲荷大神 |
相殿 | - |
境内社 | 陶栄神社 |
住所 | 中央区日本橋浜町3-3-3トルナーレ日本橋浜町 |
備考 | - |
浜町神社の由緒
当地は、安政年間に徳川幕府から島津家へ土地の引き渡しがあり、土地に祀られていた天明年間に創始と云われる(註:中央区史より)稲荷を島津稲荷として崇敬してきたといいます。関東大震災後浜町神社を改称していたものの、戦災により焼失、昭和28年、浜町神社として改めて建立したといいます。
東京都神社名鑑による浜町神社の由緒
昭和二十八年三月十五日にたてられた。(浜町神社再建記念碑)によれば「惟時安政丁巳歳に島津家徳川幕府よりこの附近一円の地渡しを受く。因て一堂を建立し土地発展のため大いに寄与す。爾来島津稲荷として人々崇敬篤かりき。偶々関東大震災の厄に遇ひ神殿を鉄筋として再建す。此の時無格社浜町神社と改称。超えて大東亜戦争の戦火に不幸再度焼失。故に昭和二十七年発起人有志多数の協賛を得、町内各位の浄財喜捨に依り神社を再建し永楽土地株式会社より敷地の寄贈を得、名称も浜町神社と改む。茲に小碑を建立して各位の協力を感謝し社歴と共に、永く後世に伝えんとす。浜町神社再建発起人総代高須常三郎」とある。(東京都神社名鑑より)
末社陶栄神社について
御祭神:埴安大神、加藤四郎左衛門景正命、加藤民吉命。
社殿:住吉造り、総釉彩陶器製(常滑秘色焼)。
台座:平安期、鎌倉期、江戸初期の古窯より発掘の陶片を以って飾る。
浜町神社の周辺図