新井天神北野神社|中野区新井の神社
新井天神北野神社の概要
新井天神北野神社は、中野区新井にある北野神社です。新井天神北野神社の創建年代は不詳ですが、天正年間(1573-1593)に新井薬師梅照院を開基した僧行春が当社に梅を植えたといい、新井薬師梅照院と同時期の創建、或いはそれ以前の創建と考えられます。
社号 | 北野神社 |
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祭神 | 菅原道真公、保食神 |
相殿 | - |
境内社 | 大鳥神社、稲荷神社 |
祭日 | 例祭日9月25日に近い土・日曜日、酉の市 |
住所 | 中野区新井4-14-3 |
備考 | 旧新井村鎮守 |
新井天神北野神社の由緒
新井天神北野神社の創建年代は不詳ですが、天正年間(1573-1593)に新井薬師梅照院を開基した僧行春が当社に梅を植えたといい、新井薬師梅照院と同時期の創建、或いはそれ以前の創建と考えられます。
新編武蔵風土記稿による新井天神北野神社の由緒
(新井村)天満宮
除地、2段2畝16歩。村の中ほどにあり。本社は1間四方、拝殿2間に3間南に向ふ。前に木の鳥居をたつ。松の並木ありて物ふりたる社地也。…梅照院の持なり。(新編武蔵風土記稿より)
東京都神社名鑑による新井天神北野神社の由緒
創建年代は詳ではないが、残存する当社別当寺である『梅照院縁起』によれば、「天和三年(一六八三)に梅一株を北野天満宮に献じた」とあるので、そのころすでに新井の鎮守であったことは疑いない。(東京都神社名鑑より)
新井天神北野神社所蔵の文化財
- 力石(中野区登録文化財)
力石
この石碑の周囲にめぐらされている十三個の大きな石は「力石」といって、昔、若者たちが力くらべに使ったものです。今日とは違い、娯楽の少なかった時代には、神社の祭礼は人びとの最大の楽しみでした。祭りの日、若者たちは大きな石を頭上に高くかかげて、その力を競い合い、持ち上げた石に重量や姓名を刻んで奉納したものです。
刻まれている銘文からは、新井村や上高田村から集まった若者たちが、三十八貫目余(約一四三・五キログラム)~七十貫(二六二・五キログラム)までの石を持ち上げ、奉納したことがわかります。
力石の行事は、娯楽の面だけではなく、その多くが神社の境内にあることからも、本来は神事儀礼であり、また、重い石を持ち上げることにより一人前として社会に認められた、当時の通過儀礼のひとつでもありました。(中野区教育委員会掲示より)
新井天神北野神社の周辺図