鎮国山高歩院。山岡鉄舟邸跡地、昭和18年創建
高歩院の概要
臨済宗天龍寺派寺院の高歩院は、鎮国山と号します。高歩院は、山岡鉄舟邸跡地を臨済宗管長関精拙が譲り受け、山岡鉄舟(諱、高歩)を開基として昭和18年開山したといいます。
山号 | 鎮国山 |
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院号 | 高歩院 |
寺号 | - |
住所 | 中野区中央1-17-3 |
宗派 | 臨済宗天龍寺派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
高歩院の縁起
高歩院は、山岡鉄舟邸跡地を臨済宗管長関精拙が譲り受け、山岡鉄舟(諱、高歩)を開基として昭和18年開山したといいます。
「中野区寺院案内」による高歩院の縁起
当院の所在地は、元・山岡鉄舟邸跡であり、のち東伏見宮家に献納されその別邸となっていたが、昭和16年に民間に払い下げられたものである。
この邸内の庭園”成趣園”を関精拙が寄贈を受け、ここに鉄舟を開基とし、鉄舟の持仏聖観世音像を本尊として開山した。
高歩院の寺号は鉄舟の諱をとって名付けたものである。
昭和20年5月第二次大戦による本土空襲によって、庭木のすべてを焼失し、見る影もなくなってしまった。現在はここに鉄舟会禅道場を建設し、修禅の道場として、広く教化活動を続けている。(「中野区寺院案内」より)
高歩院の周辺図
参考資料
- 「中野区寺院案内」(中野区佛教連合会)