八大山霊妙寺。麻布霞町に創建
霊妙寺の概要
法華宗陣門流寺院の霊妙寺は、八大山と号します。霊妙寺は、新潟県坂町本伝寺の住職松永行誓上人が上京、麻布霞町で布教活動を始め、開基開山したといいます。二世日伸聖人は当地に霊妙教会を設立、三世日勤師が堂宇を建立、霊妙寺と称したといいます。
山号 | 八大山 |
---|---|
院号 | - |
寺号 | 霊妙寺 |
住所 | 中野区本町2-6-9 |
宗派 | 法華宗陣門流 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
霊妙寺の縁起
霊妙寺は、新潟県坂町本伝寺の住職松永行誓上人が上京、麻布霞町で布教活動を始め、開基開山したといいます。二世日伸聖人は当地に霊妙教会を設立、三世日勤師が堂宇を建立、霊妙寺と称したといいます。
「中野区寺院案内」による霊妙寺の縁起
開基・松永行誓上人は、新潟県坂町・本伝寺の住職であったが、昭和の初め後進に跡をゆずり、布教のため単身上京された。居を麻布震町に定め、主都布教に尽力され多くの信徒を教化・育成されたが、昭和8年7月8日病のため遷化された。
二世・日伸聖人は現在地に霊妙教会を設立し信徒の結束に尽力されたが、昭和19年3月第二次大戦の戦火で堂宇が全焼し、やむなく新潟県三条市・久成院に住した。
三世・日勤師は、信徒・秋山、橋本両氏をはじめ篤信者の帰依を得て当地に堂宇を建立し、昭和28年2月宗教法人霊妙寺を公称した。
四世・日行上人は着任後、納骨堂、庫裡を建立した。22年間の在職中は布教活動に尽力され、昭和56年11月弟子隆静師に法灯をゆずり隠捷された。
現在は五世・隆静師が先師よりの意をつぎ布教・教化活力に尽力されている。(「中野区寺院案内」より)
霊妙寺の周辺図
参考資料
- 「中野区寺院案内」(中野区佛教連合会)