如意山実相院|豊島八十八ヶ所
実相院の概要
真言宗豊山派寺院の実相院は、如意山世尊寺と号します。実相院は、1352年に新田一族が信濃宮宗良親王を奉じて武蔵に足利軍と戦ったとき、 新田六郎左衛門政義の三男、矢島三郎信氏の子孫である矢島内匠、同図書が戦いに破れ、結城氏一族とともに沼袋村に来て 一家屋を建立したのが起源であるとされています。沼袋から江古田にかけて矢島性は多く、檀信徒も矢島姓を名乗る方が半数以上を占め、別名「矢島寺」とも呼ばれています。豊島八十八ヶ所霊場74番札所です。
山号 | 如意山 |
---|---|
院号 | 実相院 |
寺号 | 世尊寺 |
住所 | 中野区沼袋4-1-1 |
宗派 | 真言宗豊山派 |
葬儀・墓地 | 実相院如意ホール |
備考 | 豊島八十八ヶ所霊場74番札所 |
実相院の縁起
実相院の創建年代は不詳ですが、1352年に新田一族が信濃宮宗良親王を奉じて武蔵に足利軍と戦ったとき、 新田六郎左衛門政義の三男、矢島三郎信氏の子孫である矢島内匠、同図書が戦いに破れ、結城氏一族とともに沼袋村に来て 一家屋を建立したのが起源であると伝えられています。
新編武蔵風土記稿による実相院の縁起
(下沼袋村)実相院
除地、450坪。村の東北の方字本村にあり。如意山世尊寺と号す。新義真言宗にて中野村宝仙寺の末。客殿南向にて廣さは7間に5間。本尊十地面観音、木の坐像にて長6寸5分。開山開基詳ならず。
地蔵堂。本堂の西の方にあり。3間に3間半。地蔵は長2尺8寸5分。(新編武蔵風土記稿より)
実相院の周辺図