盛高山保善寺。武田信玄の従弟が創建、通称獅子寺
保善寺の概要
曹洞宗寺院の保善寺は、盛高山と号します。保善寺は、武田信玄の従弟にあたる山梨恵林院二世の勅特賜円明宝鑑禅師蟠翁門龍大和尚(慶長19年1614年寂)が開山となり文禄2年(1593年)に創建したといいます。三代将軍徳川家光が牛込にあった酒井家邸を訪問した折り保善寺に立寄り、獅子に似た犬を拝領したことから、「獅子寺」と称するようになったといいます。明治39年当地へ移転しました。
山号 | 盛高山 |
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院号 | - |
寺号 | 保善寺 |
住所 | 中野区上高田1-31-2 |
宗派 | 曹洞宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | ほぜんじ幼稚園併設、獅子寺 |
保善寺の縁起
保善寺は、武田信玄の従弟にあたる山梨恵林院二世の勅特賜円明宝鑑禅師蟠翁門龍大和尚(慶長19年1614年寂)が開山となり文禄2年(1593年)に創建したといいます。三代将軍徳川家光が牛込にあった酒井家邸を訪問した折り保善寺に立寄り、獅子に似た犬を拝領したことから、「獅子寺」と称するようになったといいます。明治39年当地へ移転しました。
境内掲示による保善寺の縁起
盛高山保善寺といい御本尊は釈迦牟尼佛をまつる。開山は勅特賜円明宝鑑禅師蟠翁門龍大和尚で武田信玄の従弟にあたる。文禄二年(1593年)の創建、三代将軍家光公牛込酒井邸にあそびし折り当山に立寄られ獅子に似た犬を賜う。以後獅子寺と称す。
明治三十九年牛込通寺町より当地に移る。本堂正面に月舟禅師筆「獅子窟」の額をかかぐ。(境内掲示より)
御府内寺社備考による保善寺の縁起
甲斐国山梨郡恵林院末
牛込通寺町 龍峯山保善寺、境内拝領地2270坪
開闢起立年代之儀於享保6丑年2月類焼之節旧記等焼失仕相分不申候。
開山本寺二代蟠翁門龍大和尚慶安19年2月8日示寂。
本堂、間口8間半奥行6間半。
本尊釈迦如来、丈高3尺8寸座像。(御府内寺社備考より)
「牛込區史」による保善寺の縁起
龍峯山保善寺、甲斐恵林院末
起立年代不詳、開山本寺二代蟠翁門龍大和尚、慶長十九年六月八日遷化。舊境内拝領地二千二百七十坪。(「牛込區史」より)
保善寺の周辺図