瓦葺稲荷神社。上尾市瓦葺の神社
瓦葺稲荷神社の概要
瓦葺稲荷神社は、上尾市瓦葺にある神社です。瓦葺稲荷神社は、元禄15年(1702)当地に鎮座、明治42年字尾山の八幡神社を合祀しています。
社号 | 稲荷神社 |
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祭神 | 倉稲魂命 |
相殿 | - |
境内社 | 第六天、稲荷社、天王社、羽黒社、天満宮・神明宮・愛宕宮・弁財天・第六天 |
祭日 | 3月初午 |
住所 | 上尾市瓦葺2282原市九区自治会館 |
備考 | - |
瓦葺稲荷神社の由緒
瓦葺稲荷神社は、元禄15年(1702)当地に鎮座、明治42年字尾山の八幡神社を合祀しています。
新編武蔵風土記稿による瓦葺稲荷神社の由緒
(下瓦葺村)
八幡社
村の鎮守にて、観音寺の持。
末社。春日社、天神社、第六天社。
観音寺
新義眞言宗、京都智積院末、普陀落山那智院と號す、中興開山宥光天和三年二月九日寂す、本尊十一面観音を安置せり。
稲荷社。 (新編武蔵風土記稿より)
「上尾の神社・寺院」による瓦葺稲荷神社の由緒
本殿神詞に「元禄十五年壬午十一月」の年号あり、また「武蔵国郡村誌」にも「元禄十五年(1702)二月十五日勧請」とあり、この年を創建とする。明治42年(1909)年に字尾山八幡社を合祀。(「上尾の神社・寺院」より)
「埼玉の神社」による瓦葺稲荷神社の由緒
記載なし(「埼玉の神社」より)
境内石碑による瓦葺稲荷神社の由緒
我が瓦葺には此の地に稲荷神社祀神倉稲魂命、尾山と稱する地に八幡神社祀神應神天皇が祀られてあった。氏子は往古より二つの神社を守神として崇拝しこの郷を安住の地と定め農耕に忙み和を以て村造りに努めて来た。偶々明治四十二年勅令に基き此の地に八幡神社を遷し合祀して鎮守稲荷神社と稱し祖先より受継ぐ敬神の念篤く祭事を行い鎮守の加護のもと農業の発展に励み平和な落建設に精進して来た。祖先が魂こめて造営した神殿も永い年月の間に損傷を来たしここに至り氏子の總意に依り社殿全般を改装し神徳を永く子孫に傳えんとするものなり。(境内稲荷神社改装記念碑より)
瓦葺稲荷神社の周辺図
参考資料
- 「新編武蔵風土記稿」
- 「上尾の神社・寺院」(上尾市教育委員会)
- 「埼玉の神社」(埼玉県神社庁)