山田八坂神社。秩父市山田の神社
山田八坂神社の概要
山田八坂神社は、秩父市山田にある神社です。山田八坂神社の創建年代などは不詳ながら、村に疫病が流行した際、これを鎮めるため京都の八坂社を勧請したといいます。
社号 | 八坂神社 |
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祭神 | 素戔嗚尊 |
相殿 | - |
境内社 | - |
祭日 | 夏祭り |
住所 | 秩父市山田159-1 |
備考 | - |
山田八坂神社の由緒
山田八坂神社の創建年代などは不詳ながら、村に疫病が流行した際、これを鎮めるため京都の八坂社を勧請したといいます。
新編武蔵風土記稿による山田八坂神社の由緒
(山田村)
天王社
村持(新編武蔵風土記稿より)
「埼玉の神社」による山田八坂神社の由緒
八坂神社<秩父市山田一五九-一(山田字桑原沢)>
鎮座地は山田の中でも北に当たり、栃谷と境を接する桑原沢にあり、当社のすぐ近くには、横瀬川と定峰川が流れている。また、この地は秩父大宮から来ると当社の前で道がわかされ(分岐点)となっており、左が原谷方面、右が小川道である。
社の創建は、口碑によると、村にはやり病が起こった時、これを鎮めるため京都の八坂社を勧請したものという。なお、社地には、疫病を下へ追いやることから村のはずれのわかされが選ばれ、以来、毎年夏祭りを行っている。
祭神は、素戔嗚尊で、社記によると、この神は勇猛で情けが厚く、疫病を追いやる御利益があるという。内陣には、高さ一九センチメートル、幅一〇センチメートルの男根形の自然石が祀られている、
社殿は、平入りの入母屋造りで、その中に小さな白木の本殿と神輿が納められている。しかし、往時の本殿は千鳥破風付きの立派な一間社流造りで、現在、屋根の部分だけが残されている。神輿は大正期の製作で、近年まで夏祭りに担がれていた。
かつて当社の脇にあった歌舞伎舞台は、明治二二年に山田村・栃谷村・定峰村の三村が合併され、高篠村となるに当たって村役場として使用された。(「埼玉の神社」より)
山田八坂神社の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿