大達原高札場。古大瀧村に3ヶ所設置された高札場の一つ
大達原高札場の概要
大達原高札場は、秩父市大滝にある名所旧跡です。大達原高札場は、江戸時代に幕府が定めた法度や覚書を、村に周知させるための掲示で、古大瀧村に3ヶ所設置された高札場の一つです。大達原高札場は、秩父往還に面する旧名主山口家宅前に設置され、高さ約1.3mの石壇上に、木の柵と屋根を設けられており、文久年間(1861-1864)の建築と推定され、県史跡に指定されています。
旧跡・名所名 | 大達原高札場 |
---|---|
みどころ | 県指定史跡 |
入場時間 | - |
入場料 | 無料 |
住所 | 秩父市大滝532 |
備考 | - |
大達原高札場の縁起
大達原高札場は、江戸時代に幕府が定めた法度や覚書を、村に周知させるための掲示で、古大瀧村に3ヶ所設置された高札場の一つです。大達原高札場は、秩父往還に面する旧名主山口家宅前に設置され、高さ約1.3mの石壇上に、木の柵と屋根を設けられており、文久年間(1861-1864)の建築と推定され、県史跡に指定されています。
境内掲示による大達原高札場について
埼玉県指定史跡
大逹原高札場
大滝五三二番地
徳川時代における上位下逹の方法として、各村々の中央又は代官・名主等の邸前に高札場が設けられた。
この高札場は、甲武両国に通ずる秩父往還に面する旧名主山口家宅前にある。建物は、高さ約一・三mの石積の壇の上に二本の親柱と二本の横木で組まれ、その上に切妻造の屋根をのせており、間口二・三m、奥行一・二m、高さ一・四mで、これを囲んで高さ一・一八mの木柵を設けている。建築年代は文久年間(一八六一ー一八六四)と推定される。(埼玉県教育委員会・秩父市教育委員会掲示より)
新編武蔵風土記稿による大達原高札場について
(古大瀧村)
高札場三ヶ所
一は大達原組にあり、一は下納組の内麻生にあり、一は栃本組にあり、(新編武蔵風土記稿より)
大達原高札場の周辺図
参考資料
- 「新編武蔵風土記稿」