大東山源蔵寺。秩父市大野原にある曹洞宗寺院
源蔵寺の概要
曹洞宗寺院の源蔵寺は、大東山と号します。源蔵寺は、東雄朔方(明暦2年1656年寂)が開山したといいます。
山号 | 大東山 |
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院号 | - |
寺号 | 源蔵寺 |
住所 | 秩父市大野原486 |
宗派 | 曹洞宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
源蔵寺の縁起
源蔵寺は、東雄朔方(明暦2年1656年寂)が開山したといいます。
新編武蔵風土記稿による源蔵寺の縁起
(大野原村)
源蔵寺
大東山と號す、曹洞宗にて大宮郷廣見寺末なり、除地五段八畝廿歩、本尊薬師、開山東雄朔方明暦二年八月十五日化す、
稲荷社、天神社、秋葉社
彌勒佛。樓門の前に露座せり、(新編武蔵風土記稿より)
源蔵寺所蔵の文化財
- 銅鐘(埼玉県指定有形文化財)
銅鐘
この銅鐘は、銘文に寄れば宝永二年(一七〇五)に、大宮町や蒔田村の人々により妙見社(秩父神社)に寄進されたのち、享保六年(一七二一)に源蔵寺に移されたものです。寄進された当時は、妙見社の社領内にあった泉蔵院という寺に掛けられていたと伝えられますが、同寺が廃寺となったため妙見社神主薗田筑前守から源蔵寺へ寄進されたものです。
均整のとれた、装飾性豊かな造りは、江戸時代中期の銅鐘の典型的な姿をみせています。作者は、鋳物の産地として有名な下野国佐野天明町(栃木県佐野市)の藤原金氏です。(埼玉県・秩父市教育委員会掲示より)
源蔵寺の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿