字根愛宕神社。根古屋城山頂に創祀
字根愛宕神社の概要
字根愛宕神社は、横瀬町横瀬にある神社です。字根愛宕神社は、戦国時代に横瀬七党の諸士が根古屋城を築城、山頂に愛宕神を祀り創建したといいます。本殿は町有形文化財に指定されています。
社号 | 愛宕神社 |
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祭神 | - |
相殿 | - |
境内社 | - |
祭日 | - |
住所 | 秩父郡横瀬町横瀬3663-3 |
備考 | 個人管理 |
字根愛宕神社の由緒
字根愛宕神社は、戦国時代に横瀬七党の諸士が根古屋城を築城、山頂に愛宕神を祀り創建したといいます。
新編武蔵風土記稿による字根愛宕神社の由緒
(横瀬村)根古屋城跡
南には愛宕山とよべる所に、一段餘の平地ありて小祠を置けり、古は物見櫓にても設けし所ならむか、(新編武蔵風土記稿より)
境内掲示による字根愛宕神社の由緒
愛宕神社
御祭神は、この大八州日の本の国を肇め給う神の御宇、迦具土の神、火を司どり人の心を清める神と伝えられる。
当社の起源は遠く、中世戦国の代に信越の諸将の絹の地秩父を窺う時、横瀬七郷の諸士は合力して根古屋城を築き、この城の前面一帯を外縁の守りとし、山頂に火の神を祀り砦となす。この故に敵の来襲・火難に会うこともなく、年々崇敬して四百余年、神助を得て幸運郷土を受け継ぐことができた。
現在、御本殿の遺構をみるに、神仏折衷洋式の粋を集め、まれにみる構築と神仏殿建築家の鑑定するところである。
年を経て御本殿土屋ともに、老朽化した為に一同の発意により、昭和六十三年春、改修に着工し、今ここに完成の日を迎えることができた。
これを記念し、併せて町文化財指定、県シラコバト賞受賞を機に、一碑を建立し御神徳を後世に伝えるものである。(横瀬町第九区愛宕神社建設奉賛会石碑より)
字根愛宕神社の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿