長瀞山不動寺。品川寺の別院、長瀞秋の七草寺めぐり
不動寺の概要
真言宗醍醐派寺院の不動寺は、長瀞山五大院と号す品川寺の別院です。不動寺は、品川寺三十一世・仲田順和和上が開山となり創建したといいます。長瀞秋の七草寺めぐりの撫子となっています。
山号 | 長瀞山 |
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院号 | 五大院 |
寺号 | 不動寺 |
住所 | 秩父郡長瀞町長瀞1753-1 |
宗派 | 真言宗醍醐派 |
本尊 | 大日大聖不動明王 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | 長瀞秋の七草寺めぐりの撫子 |
不動寺の縁起
不動寺は、品川寺三十一世・仲田順和和上が開山となり創建したといいます。
境内掲示による不動寺の縁起
秩父の山なみは、諸仏諸菩薩の雲集するところ、中でも宝登山は、古くから神によく守られ、護摩の法籠絶え間なき霊地でありました。また秩父一帯は観音信仰深く、三十四の霊場には、山伏、修験者の先達により多くの信心が参詣され、霊場ごとには、修験開祖・神変大菩薩の御尊像が奉られております。
信仰深きこの秩父・長瀞の地に過ぐる年、五大堂を建立し、五大明王を勧請いたしました。開眼法要は、総本山醍醐寺第百世座主・大僧正・岡田宥秀猊下、御親修のもと、盛大に挙行されました。
以来、再び当地に護摩の法煙は上がり「火生三昧・火渡り荒行」が年々厳修されることになりました。加えて秩父七草寺の「撫子の寺」として信仰をかたじけなくいたしております。
なお、一山の開山は、品川寺三十一世・仲田順和和上です。(境内掲示より)
不動寺の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿