山形樋管。排水が逆流しないよう設けられた煉瓦製の樋門
山形樋管の概要
山形樋管は、富士見市下南畑にある名所旧跡です。山形樋管は、新河岸川へ流す排水が逆流しないよう設けられた煉瓦製の樋門で明治37年に造られたもので、富士見市内にも七基以上造られましたが現在は二基のみ残された近代化遺産の一つです。
旧跡・名所名 | 山形樋管 |
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みどころ | 史跡 |
入場時間 | - |
入場料 | - |
住所 | 富士見市下南畑125-3 |
備考 | - |
山形樋管の縁起
山形樋管は、新河岸川へ流す排水が逆流しないよう設けられた煉瓦製の樋門で明治37年に造られたもので、富士見市内にも七基以上造られましたが現在は二基のみ残された近代化遺産の一つです。
富士見市・富士見市教育委員会掲示による山形樋管について
山形樋管
この煉瓦製の樋管は、明治三十七年に氷川排水に新河岸川からの逆流を防ぐために造られたものです。
通水口の断面形は箱状、扉は引き上げ式の構造となっています。新河岸川に面した表面のみが残っています。煉瓦の積み方は、長面の段と短面の段を交互に積むイギリス積みと呼ばれるものですが、上端部は短面を縦に一段積み、意匠性を出しています。
煉瓦製の樋門は、明治時代中期~大正時代にかけて埼玉県内に数多く造られた、県を代表する近代化遺産です。富士見市内にも荒川と新河岸川沿いに七基以上造られましたが、現在は二基が残るだけとなっています。(富士見市・富士見市教育委員会掲示より)
山形樋管の周辺図
参考資料
- 「新編武蔵風土記稿」