鶯の瀬。深谷市畠山にある旧跡・名所

鶯の瀬。鶯が導いてくれた荒川の渡渉地点

鶯の瀬の概要

鶯の瀬は、深谷市畠山にある名所旧跡です。鶯の瀬は、増水時でも川瀬が変わらない浅瀬の荒川の渡渉地点で、洪水で渡れないでいた畠山重忠公に一羽の鶯が鳴いて浅瀬を教えてくれたとの言い伝えから鶯の瀬と呼称されているそうです

鶯の瀬の概要
旧跡・名所名	鶯の瀬
みどころ	史跡
入場時間	-
入場料	-
住所	深谷市畠山
備考	-

鶯の瀬の縁起

鶯の瀬は、増水時でも川瀬が変わらない浅瀬の荒川の渡渉地点で、洪水で渡れないでいた畠山重忠公に一羽の鶯が鳴いて浅瀬を教えてくれたとの言い伝えから鶯の瀬と呼称されているそうです。

境内掲示による鶯の瀬について

鶯の瀬
荒川のせせらぎの聞えるこの地を鶯の瀬といい、増水時でも川瀬の変わらぬ浅瀬である。
ここは、畠山重忠公が榛沢六郎成清のもとに行き、帰路豪雨に逢い、洪水で渡れないでいるときに一羽の鶯が鳴いて浅瀬を教えてくれたと言い伝えられており、その故事を詠んだのが次の歌である。
時ならぬ岸の小笹の鶯は
浅瀬たずねて鳴き渡るらん
また、この上流には、古くから熊谷市・江南村方面にかんがい用水を送ってきた六堰があり、遠く秩父連山を眺めながら鮎、ウグイ（通称ハヤ、クキ）等の釣り場として親しまれている名所でもある。（埼玉県掲示（深谷市教育委員会掲示より）

鶯の瀬の周辺図

参考資料

「新編武蔵風土記稿」