熊野山弥勒院。深谷市東方にある真言宗智山派寺院
弥勒院の概要
真言宗智山派寺院の弥勒院は、熊野山良光寺と号します。弥勒院の創建年代等は不詳ながら、領主松平丹波守康長が慶長7年(1602)に当地から古河へ所替えとなった際、寺号・住職も共に古河へ移ったものの当寺はそのまま存続、熊野大神社の別当を務めていたといいます。幡羅郡八十八ヶ所霊場51番です。
山号 | 熊野山 |
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院号 | 弥勒院 |
寺号 | 良光寺 |
本尊 | 地蔵菩薩像 |
住所 | 深谷市東方1715 |
宗派 | 真言宗智山派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
弥勒院の縁起
弥勒院の創建年代等は不詳ながら、領主松平丹波守康長が慶長7年(1602)に当地から古河へ所替えとなった際、寺号・住職も共に古河へ移ったものの当寺はそのまま存続、熊野大神社の別当を務めていたといいます。
新編武蔵風土記稿による弥勒院の縁起
(東方村)熊野社別當彌勒院
新義眞言宗、京都智積院末、熊野山良光寺と號す、開山を傳へず、中興開山祐永元和二年十二月廿四日寂す、本尊地蔵を安ず、當寺は慶長七年領主松平丹波守康長、下總國古河へ所替の時寺號及住僧も共に彼地に移せしかど、其跡も今の如く、元の寺名を以て一寺となせり、
天神社
本地堂。熊野三社の本地佛、薬師・彌陀・観音の像を安ず、(新編武蔵風土記稿より)
弥勒院の周辺図