東方山全久院。深谷七福神の寿老人・七草寺霊場会フジバカマの寺
全久院の概要
曹洞宗寺院の全久院は、東方山と号します。全久院は、江戸時代に松平丹後守康長が当地を領有、祖先戸田弾正左衛門宗光追福のために、豊川全久院を写して当地に創建したといいます。深谷七福神の寿老人・七草寺霊場会フジバカマの寺、幡羅郡八十八ヶ所霊場50番です。
山号 | 東方山 |
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院号 | 全久院 |
寺号 | - |
本尊 | 釈迦如来像 |
住所 | 深谷市東方521-1 |
宗派 | 曹洞宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
全久院の縁起
全久院は、江戸時代に松平丹後守康長が当地を領有、祖先戸田弾正左衛門宗光追福のために、豊川全久院を写して当地に創建したといいます。
新編武蔵風土記稿による全久院の縁起
(東方村)全久院
禅宗曹洞派、榛澤郡人見村昌福寺末、東方山と號す、本尊釋迦を安ず、當寺は松平丹後守康長此地拝領の後祖先戸田弾正左衛門宗光追福のため、三州寶飯郡牛窪全久院の寺號を寫して、ここに草創せし一寺にして、即同人を開基とせり、開山の僧は、本寺八世萬室堅達慶長九年八月三日寂す、此寺も前と同く、丹波守慶長七年所替の時、下総國古河へ移し、元の寺名を以て一寺となせり。
天神社。白山社。稲荷社。
鐘楼。明和六年の鐘をかく。(新編武蔵風土記稿より)
全久院の周辺図