東福寺。本庄市北堀にある真言宗智山派寺院

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東福寺。本庄市北堀にある真言宗智山派寺院

東福寺の概要

真言宗智山派寺院の東福寺は、太平山日輪院と号します。東福寺の創建年代は不詳ですが、法印良敝が宝暦8年(1758)再興したといいます。

東福寺
東福寺の概要
山号 太平山
院号 日輪院
寺号 東福寺
本尊 薬師如来像
住所 本庄市北堀213
宗派 真言宗智山派
葬儀・墓地 -
備考 -



東福寺の縁起

東福寺の創建年代は不詳ですが、法印良敝が宝暦8年(1758)再興したといいます。

埼玉県・本庄市掲示による東福寺の縁起

東福寺は、真言宗智山派に属し、山号を太平山日輪院東福寺と称し、本尊は薬師如来(伝運慶作)で他に十二天像が安置されている。
創立年代は不詳であるが、宝暦8年(1758)法印良敝の再興と伝えられる。
昔、この地方は旱魃になやまされ、農民は苦労していた。そこでこの国の国造が、金鑽神社(神川村)に祈願すると一人の童子があらわれて「私が金龍になって神流川の流れを導くから、それにしたがって水路を開き用水にしなさい。」とお告げがあった
。不思議なことにその夜明け、金色の大きな龍が神流川の水中よりあらわれて、野原や田畑をよこぎり進むと、ある高台にのめり上り、姿を消した。その高台がここ東福寺で、その金龍が通った跡に堀を開いてできたのが九郷用水(灌漑面積600ha、流路長さ約15km)であると伝えられている。
この寺の薬師如来は、この伝説から「ノメリアガリの薬師」と呼ばれている。(埼玉県・本庄市掲示より)

新編武蔵風土記稿による東福寺の縁起

(北堀村)東福寺
同宗(新義真言宗)、栗崎村宥勝寺末、大平山と号す。本尊薬師。
薬師堂。
地蔵堂。(新編武蔵風土記稿より)


東福寺の周辺図