五峯山梅松院。足立新秩父三十四ヶ所霊場
梅松院の概要
真言宗智山派寺院の梅松院は、五峯山大同寺と号します。梅松院の創建年代等は不詳ながら、梅松院の創建年代等は不詳ながら、近隣に「大同寺跡」という地名があったことから、かつては広大な境内を有していたのではないかともいわれます。足立新秩父三十四ヶ所霊場15番です。
山号 | 五峯山 |
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院号 | 梅松院 |
寺号 | 大同寺 |
本尊 | 千手観音菩薩像 |
住所 | 伊奈町小室1059 |
宗派 | 真言宗智山派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
梅松院の縁起
梅松院の創建年代等は不詳ながら、近隣に「大同寺跡」という地名があったことから、かつては広大な境内を有していたのではないかともいわれます。
新編武蔵風土記稿による梅松院の縁起
(柴村)
梅松院
新義眞言宗、倉田村明星院末、五峯山大向寺と號す、本尊十一面観音を安ず、當寺境内に傍たる村民持の陸田を、字して大同寺跡と呼ぶ、されば古は境内廣かりしや、又別に大同寺と號せし寺ありしやつまびらかならず、
天神社、辨天社、山神社(新編武蔵風土記稿より)
「伊奈町史」による梅松院の縁起
梅松院は、『風土記稿』によると、五大山梅松院大同寺と号する新義真言宗の寺で、明星院(桶川市倉田) の末寺であり、本尊を十一面観音としている。また、村内に大同寺跡という陸田があり、古くは境内が広かったのではとも記している。現在、梅松院は、真言宗智山派に属し、住職は龍山院(上尾市上)が兼務している。また、本尊は千手観音菩薩である。
梅松院の檀家は、柴のすべての家が基本になっている。墓地は、寺のところには斎藤家の共同墓地の一部がある。そのほかの家の墓地は、家別に字内に点在している。(「伊奈町史」より)
梅松院の周辺図
参考資料
- 「新編武蔵風土記稿」
- 「伊奈町史」(伊奈町教育委員会)