稲荷山勝林寺。春日部市備後西にある浄土宗寺院
勝林寺の概要
浄土宗寺院の勝林寺は、稲荷山寶珠院と号します。勝林寺は、源笈上人が元亀元年(1570)に創建、第21世梁誉知足上人が堂宇を完成させて中興したといいます。江戸期には、須賀稲荷神社まで続く広大な森一帯を有していました。
山号 | 稲荷山 |
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院号 | 寶珠院 |
寺号 | 勝林寺 |
住所 | 春日部市備後西4-13-5 |
宗派 | 浄土宗 |
本尊 | 阿弥陀如来像 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
勝林寺の縁起
勝林寺は、源笈上人が元亀元年(1570)に創建、第21世梁誉知足上人が堂宇を完成させて中興したといいます。江戸期には、須賀稲荷神社まで続く広大な森一帯を有していました。
境内石碑による勝林寺の縁起
稲荷山寶珠院勝林寺由緒
当勝林寺開山は、今を去る四百五十年前元亀元年源笈上人の創業で、恵心僧都の作と称する相好円満福徳無量の阿弥陀如来を本尊とし、観音、勢至、両脇士と各家の霊牌を安置し奉る信仰且酬恩の道場である。
現在の本堂は約二百五十年前、第二十一世梁誉知足上人の中興で、寛政六年寅年から文化三年七月まで約十二年を経て内部須弥壇及荘厳具まで一応完成、その間大工挽方根堀茸方、仏師等、惣〆三、二二六人を要せし由。(境内石碑より抜粋)
新編武蔵風土記稿による勝林寺の縁起
(埼玉郡備後村)
勝林寺
本尊前に同じ(本尊阿彌陀)、稲荷山と號す、中興開山退譽寛永七年示寂す、傳燈總系譜に、勝運社退譽和尚呑龍に随學し、後當寺を開くと記しこの外のことはのせず、本尊阿彌陀、(新編武蔵風土記稿より)
勝林寺の周辺図