今泉神明神社。川越市今泉の神社

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今泉神明神社。川越市今泉の神社

今泉神明神社の概要

今泉神明神社は、川越市今泉にある神明神社です。今泉神明神社の創建年代等は不詳ながら、江戸期は神明社と号して観音寺が管理していました。昭和8年に字屋敷廻の稲荷神社を遷座したといいます。

今泉神明神社
今泉神明神社の概要
社号 神明神社
祭神 天照大御神
相殿 -
境内社 稲荷社、神明社、天王宮
祭日 -
住所 川越市今泉505
備考 -



今泉神明神社の由緒

今泉神明神社の創建年代等は不詳ながら、江戸期は神明社と号して観音寺が管理していました。昭和8年に字屋敷廻の稲荷神社を遷座したといいます。

新編武蔵風土記稿による今泉神明神社の由緒

(今泉村)
神明社。観音寺の持
稲荷社。
辨天社。共に村民の持(新編武蔵風土記稿より)

「埼玉の神社」による今泉神明神社の由緒

神明神社<川越市今泉五〇五(今泉字南田)>
川越市の東南端、新河岸川の左岸にある今泉に、当社は鎮座している。
口碑によると、当地は江戸初期、川越藩領であったが、後に幕府領と旗本領、川越藩領と旗本領の相給と支配が度々替わり、村民は年貢の上納に苦しんだ。このために村民は今泉に湿地が多いことを理由に年貢の軽減を願い出てこれが認められ、以来ほかの農村に比較すると裕福な村になったという。
『風土記稿』には、「神明社 観音寺の持」とあり、江戸期まで天台宗大悲山慈眼院観音寺が管理に当たっていた。
今泉は明治年間、南古谷村の大字であり、このため村社は古尾谷八幡神社で、当社は無格社であった。
昭和八年六月九日、字屋敷廻の稲荷神社を境内に移転合祀している。
昭和二〇年、社殿老朽化のために、南古谷小学校の奉安殿を譲り受けて、当社の本殿とした。
境内社は前述の神明社のほかに天王宮の石祠があり、慶応三年の銘がある。
これは『明細帳』には八坂神社と載せている。(「埼玉の神社」より)


今泉神明神社の周辺図