本阿弥稲荷神社。川越市連雀町の神社

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本阿弥稲荷神社。旧鐘打町の草分本阿弥が祀った稲荷

本阿弥稲荷神社の概要

本阿弥稲荷神社は、川越市連雀町にある稲荷神社です。本阿弥稲荷神社の創建年代等は不詳ながら、当地の草分本阿弥が祀った稲荷だといわれ、天保6年(1836)には大山阿夫利神社を勧請・合祀しています。(明治維新後の神社整理令により)川越熊野神社に合祀され、飛地境内となったものの、旧鐘打町の人々により例祭が執行されているそうです。

本阿弥稲荷神社
本阿弥稲荷神社の概要
社号 稲荷神社
祭神 伊弉冉尊、事解之男尊、速玉之男尊
相殿 -
境内社 -
祭日 例祭3月初午、お太刀洗い7月1日
住所 川越市連雀町25-14
備考 -



本阿弥稲荷神社の由緒

本阿弥稲荷神社の創建年代等は不詳ながら、当地の草分本阿弥が祀った稲荷だといわれ、天保6年(1836)には大山阿夫利神社を勧請・合祀しています。(明治維新後の神社整理令により)川越熊野神社に合祀され、飛地境内となったものの、旧鐘打町の人々により例祭が執行されているそうです。

新編武蔵風土記稿による本阿弥稲荷神社の由緒

(蓮馨寺門前町)
小名鉦打町
古此所に遊行派の道心者、本阿彌陀佛と云もの同學のもの、両三人と共に住せし故この名あり、
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稲荷社
本阿彌陀佛が勧請せし社なりと云、故に土俗に本阿彌陀稲荷と號す。 (新編武蔵風土記稿より)

「埼玉の神社」による本阿弥稲荷神社の由緒

熊野神社<川越市連雀町一七-一(松郷字連雀町)>
本阿弥稲荷神社は、『川越素麺』に「本阿弥稲荷神社、鉦打町、中程の裏にあり、当所草分本阿弥というもの取立つ稲荷なりといふ」とあり、旧鐘打町の人々により三月初午に祭りが行われている。
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氏子区域内に、本阿弥稲荷神社があり、その付近の氏子によって、四月に祭りが行われている。また、この社には、天保六年に大山阿夫利神社が合祀されており、七月一日には「お太刀洗い」という行事がある。 (「埼玉の神社」より)


本阿弥稲荷神社の周辺図