最明寺。北條相模守時頼が開基、関東百八地蔵霊場
最明寺の概要
天台宗寺院の最明寺は、瑶光山と号します。最明寺の創建年代等は不詳ながら、かつては北條相模守時頼が開基となり禅宗寺院として創建したともいい、開基鎌倉執権正五位時頼公と銘された鐘や建武二年(1335)銘の石碑があるといいます。関東百八地蔵霊場初番です。
山号 | 瑶光山 |
---|---|
院号 | - |
寺号 | 最明寺 |
住所 | 川越市小ケ谷61 |
宗派 | 天台宗 |
本尊 | 阿弥陀如来像 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
最明寺の縁起
最明寺の創建年代等は不詳ながら、かつては北條相模守時頼が開基となり禅宗寺院として創建したともいい、開基鎌倉執権正五位時頼公と銘された鐘や建武二年(1335)銘の石碑があるといいます。
新編武蔵風土記稿による最明寺の縁起
(小ヶ谷村)最明寺
天台宗、河越北院末瑶光山と號す、開山の僧及び年代詳ならず、或は云北條相模守平時頼が開基にて、そのかみは禅宗なりしが、何の頃か改宗して北院の末に屬せしと、本尊三尊の彌陀を安ず、鐘一口本堂の軒に掛く、
奉鋳造華鐘
願主権大僧都龍清法印
自性院殿一窓妙月大姉
権大僧都後生院
宇都木半左衛門貞利
于時元禄十一戊寅年如意珠日
當山開基鎌倉執権正五位時頼公
弘長三癸亥年
瑶光山最明寺真日院
是に據ても、時頼檀越なりと云こと、全くの附會にも有べからず。
古碑一基。文字漫滅して讀べからず、唯建武二年八月の數字見ゆ。(新編武蔵風土記稿より)
最明寺の周辺図