正光寺。川越市大塚にある曹洞宗寺院
正光寺の概要
曹洞宗寺院の正光寺の創建年代等は不詳ながら、埼玉宗教名鑑では、心鉄祖印大和尚が開山したと記しています。「埼玉ふるさと散歩(川越市)」では、「寺伝によると、平治二年(1160)源頼家が開基し、足利義教が再興したとあるが、別の記録には正保二年(一六四五)創建になっている。本堂の小高い塚には、庚申庵の碑と昭和10年建立の馬頭観音がある。」と記し、さらに「もと大宮の馬宮村にあったが、洪水で流され、本尊がここの庚申庵の大日堂に安置」としてます。
山号 | - |
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院号 | - |
寺号 | 正光寺 |
住所 | 川越市大塚2-27-31 |
宗派 | 曹洞宗 |
本尊 | 聖観世音観音像 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
正光寺の縁起
正光寺の創建年代等は不詳ながら、埼玉宗教名鑑では、心鉄祖印大和尚が開山したと記しています。「埼玉ふるさと散歩(川越市)」では、「寺伝によると、平治二年(1160)源頼家が開基し、足利義教が再興したとあるが、別の記録には正保二年(一六四五)創建になっている。本堂の小高い塚には、庚申庵の碑と昭和10年建立の馬頭観音がある。」と記し、さらに「もと大宮の馬宮村にあったが、洪水で流され、本尊がここの庚申庵の大日堂に安置」としてます。江戸時代後期の地誌新編武蔵風土記稿の馬宮村(遊馬・二つ宮)箇所には当寺に該当する記載はありません。
「埼玉宗教名鑑」による正光寺の縁起
創立年代は不詳。開山は心鉄祖印大和尚と伝える。(「埼玉宗教名鑑」より)
「入間郡誌」による正光寺の縁起
大日堂及善仲寺跡
所澤街道の西、屋敷と稱する處に大日堂あり。其前に一小古碑と樅の若木あり。傍に由来を記せり。然るに其碑は容易に信ずべからず。傳ふる所によれば、大日堂の西南一二町ばかり、寺屋敷と稱する處に元善仲寺あり、天正の初年古谷村に移したりと。之を古谷村に存する口碑等に考ふるも略然るが如し。善仲寺既に古谷村に移れり。此に於て其跡に大日堂を設け。善仲寺隠寮と呼びたり。庚申山大日堂の説の如きは其後に至て附したる名稱のみ。(「入間郡誌」より)
正光寺の周辺図