勝福寺。川越市寺尾にある天台宗寺院
勝福寺の概要
天台宗寺院の勝福寺は、寺尾山蓮乗院と号します。勝福寺の創建年代等は不詳ながら、慈覚大師が天長年間(824-834)に開基したとも伝えられ、僧秀興(建武元年1334年)が中興したといいます。江戸期までは、寺尾日枝神社の別当を務めていました。
山号 | 寺尾山 |
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院号 | 蓮乗院 |
寺号 | 勝福寺 |
住所 | 川越市寺尾640 |
宗派 | 天台宗 |
本尊 | 阿弥陀如来像 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
勝福寺の縁起
勝福寺の創建年代等は不詳ながら、慈覚大師が天長年間(824-834)に開基したとも伝えられ、僧秀興(建武元年1334年)が中興したといいます。江戸期までは、寺尾日枝神社の別当を務めていました。
新編武蔵風土記稿による勝福寺の縁起
(寺尾村)
勝福寺
天台宗、仙波中院の末、寺尾山蓮乗院と號す、されど寛文中に作りし當香盤に、入東郡寺尾村永光山照明院勝福寺とあり、後に今の如く山號院號を改し事知らる、天長年中慈覺大師の開闢と云傳ふれど據ろはなし、己が法脈の開祖なれば、大師を以て開山と唱るなるべし、さはあれ中興開山秀興は、建武元年の示寂といへば舊き寺院なることは知べし、本尊三尊の彌陀長二尺餘立像、慈覺大師の作と云、此外薬師勢至を置り、元は當寺門前の小堂にありしが、堂宇破損せし後爰に安ずと云、境内の墓所に、建長三年三月十八日と鐫たる六尺許の斷碑一片あり、何人の碑なるを知ず、
辨天社。境内の鎮守なり、(新編武蔵風土記稿より)
勝福寺の周辺図