慈星院。北足立八十八ヵ所霊場
慈星院の概要
天台宗寺院の慈星院は、慈覺山清月寺と号します。慈星院の創建年代等は不詳ながら、慈覚大師の創建とも伝えられるといい、江戸期には寺領7石の御朱印状を拝領したといいます。北足立八十八ヵ所霊場81番です。
山号 | 慈覺山 |
---|---|
院号 | 慈星院 |
寺号 | 清月寺 |
本尊 | 虚空蔵菩薩像 |
住所 | 川口市芝5222 |
宗派 | 天台宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | 清月幼稚園 |
慈星院の縁起
慈星院の創建年代等は不詳ながら、慈覚大師の創建とも伝えられるといい、江戸期には寺領7石の御朱印状を拝領したといいます。
新編武蔵風土記稿による慈星院の縁起
(芝村)慈星院
天台宗、中尾村吉祥寺末、寺領七石を賜ふ、慈覺山清月寺と號す、開山は慈覺大師なりと傳ふるは覺束なし、此寺一旦衰廢し、又近き頃回禄の災に罹り、舊記を失ひたれば詳ならずと云、本尊虚空蔵を安ず、慈覺大師の作なりといふ。
護摩堂。不動を安ず、運慶の作なり。
山王社。天神を合祀せり。(新編武蔵風土記稿より)
境内掲示による慈星院の縁起
天台宗寺門派に属し、慈覚山清月寺と号する。浦和市中尾吉祥寺の末寺で、寺領七石を賜っていた。開山は慈覚大師と伝えられているが、当寺は寛永年間(1624-44)の中頃火災に遭い、旧記、資料など一切を焼失したため、詳しいことはわかっていない。
しかし、文化年間(1804-18)に亮応師が本堂を再建したと伝えられ、また、本尊の虚空蔵菩薩は慈覚大師の作と伝えられている。(境内掲示より)
慈星院の周辺図