竹ノ子浅間神社。江戸時代前半に遡る富士塚
竹ノ子浅間神社の概要
竹ノ子浅間神社は、北本市荒井にある神社です。竹ノ子浅間神社の創建年代などは不詳ながら、宝永四年(一七〇四)の銘が刻まれた手水石が残され、江戸時代前半に祀られたのではないかといいます。
社号 | 浅間神社 |
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祭神 | 木花咲耶姫命 |
相殿 | - |
境内社 | - |
祭日 | - |
住所 | 北本市荒井2-225東原公会堂 |
備考 | - |
竹ノ子浅間神社の由緒
竹ノ子浅間神社の創建年代などは不詳ながら、宝永四年(一七〇四)の銘が刻まれた手水石が残され、江戸時代前半に祀られたのではないかといいます。
新編武蔵風土記稿による竹ノ子浅間神社の由緒
(荒井村)
浅間社
修験正明院の持(新編武蔵風土記稿より)
「埼玉の神社」による竹ノ子浅間神社の由緒
非法人のため掲載なし(「埼玉の神社」より)
竹ノ子浅間神社所蔵の文化財
- 荒井の富士塚(北本市指定有形民俗文化財)
荒井の富士塚
「竹ノ子浅間」と呼ばれ親しまれているこの富士塚は、東西約二十八m、南北約二十七m、高さ約五mの規模で、頂には木造の社殿が建てられている。
正面の石段は直線的に築かれ、西側には蛇行する下山遺跡も確認できる。
塚上に碑や富士溶岩塊などは配されておらず、麓には宝永四年(一七〇四)の銘が刻まれた手水石があることから、富士講以前の富士信仰による築造であると思われ、江戸時代前半に遡る富士塚として大変貴重である。
富士山の山開きに合わせた六月三十日、七月一日には、その一年の間に生まれた赤ちゃんの健やかな成長を祈願する初山行事が行われている。(北本市教育委員会掲示より)
竹ノ子浅間神社の周辺図
参考資料
- 「新編武蔵風土記稿」
- 「埼玉の神社」(埼玉県神社庁)