伊勢大神社。児玉郡神川町二ノ宮の神社
伊勢大神社の概要
伊勢大神社は、児玉郡神川町にある神社です。伊勢大神社の創建年代等は不詳ながら、当地は旧萩平村といい、萩平の鎮守は白岩神社で、当社は池田村との境に鎮座していたと言います。明治維新後当地に遷座、昭和19年神明神社と改称、昭和56年伊勢大神社と改称したといいます。
社号 | 伊勢大神社 |
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祭神 | 天照大神、豊受姫命 |
相殿 | - |
境内社 | 八坂社、八王子・阿夫利・愛宕・諏訪・天満・榛名 |
祭日 | - |
住所 | 児玉郡神川町二ノ宮1 |
備考 | - |
伊勢大神社の由緒
伊勢大神社の創建年代等は不詳ながら、当地は旧萩平村といい、萩平の鎮守は白岩神社で、当社は池田村との境に鎮座していたと言います。明治維新後当地に遷座、昭和19年神明神社と改称、昭和56年伊勢大神社と改称したといいます。
新編武蔵風土記稿による伊勢大神社の由緒
(萩平村)
該当記載なし
(池田村)
太神宮
常學院の持、 (新編武蔵風土記稿より)
「埼玉の神社」による伊勢大神社の由緒
伊勢大神社<神川町二ノ宮五(二ノ宮字八王子前)>
当社の鎮座する萩平は、児玉郡阿保領に属した。江戸時代当初は幕府領であったが、慶安元年(一六四八)より幕末まで旗本室賀氏の知行地となった。『風土記稿』によると、化政期(一八〇四-三〇)の戸数は二三戸であり、村内の耕作地のほとんどが畑地であった。また、萩平の鎮守は隣接する新里村に鎮座する白岩明神社(現在の白岩神社)で、二村の鎮守と記載されているが、祭祀組織がどのようであったかは不明である。明治五年に金鑚村と合併し二ノ宮村となる。
当社の祭神は、天照大御神・豊受姫命の二柱である。創立年代は不詳であるが、社伝によると、往古は萩平村と隣地の池田村の村境に祀られており、共に祭りを執行していたといわれる。その後、二村の協議の上、明治維新の際に現在地に移転し、萩平住民の崇敬するところとなった。以来、萩平の鎮守として位置づけられるようになった。
当社は、元来、伊勢大神社・伊勢大神宮と称していたが、昭和十九年に神明神社と改称した。しかし、太平洋戦争直後から旧名に復したいという氏子の希望により、昭和五十六年に伊勢大神社となった。
境内社は、八柱の神々を杷る八王子神社をはじめ、八坂神社・阿夫利神社・愛宕神社・諏訪神社・天満宮・榛名神社である。社殿は、明治維新後に移転改修、大正三年に改築、昭和五十八年に本殿修理、平成一五年に拝殿改修を実施している。(「埼玉の神社」より)
伊勢大神社の周辺図