清統院。上杉家支族の茂木雅楽助が開基
清統院の概要
曹洞宗寺院の清統院は、天應山と号します。海印継義大和尚(享禄4年1531年寂)が開山、上杉家支族の茂木雅楽助(法名興徳院茂林洞繁居士)が開基となり、創建したといいます。
山号 | 天應山 |
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院号 | 清統院 |
寺号 | - |
住所 | 児玉郡美里町広木2110 |
宗派 | 曹洞宗 |
本尊 | - |
葬儀・墓地 | 花園美里霊園受付 |
備考 | - |
清統院の縁起
清統院は、海印継義大和尚(享禄4年1531年寂)が開山、上杉家支族の茂木雅楽助(法名興徳院茂林洞繁居士)が開基となり創建したといいます。
新編武蔵風土記稿による清統院の縁起
清統院
禅宗曹洞派。児玉郡高柳村長泉寺末。天應山と号す。本尊は虚空蔵、開山海印継義、享禄4年6月6日寂す。開基は茂木雅楽助にて法名は興徳院茂林洞繁居士と号す。享禄2年3月15日卒す。境内に石碑あり。上杉家の支族とのみ傳へて、詳なることは知らず。(新編武蔵風土記稿より)
清統院所蔵の文化財
- 九輪草(美里町指定有形文化財)
九輪草
九輪草
口碑によれば、当寺開山海印継義大和尚が越後から赴任の際、「わが寺の宝となさん九輪草 み仏の教えそのままに咲く」と詠われ、故郷の花を移植され、以来、法灯を継ぐ住職がその遺訓を守り、境内はやがて九輪草の群生地となった。然し数百年の流れは九輪草の上にも及び、往時の隆盛期に比し、減少しつつあるので、その保護について檀徒の方々が昔日のおもかげを再現すべく努力を続けている。開花期は五月上旬から六月上旬までである。(美里町教育委員会掲示より)
清統院の周辺図