原馬室太子堂。大工・木挽などの守護神
原馬室太子堂の概要
寺院の原馬室太子堂は、鴻巣市原馬室にある太子堂です。原馬室太子堂の創建年代等は不詳ながら、新編武蔵風土記稿には「村民の持」として記載され、天保10年(1839)に再建、大工・木挽などの守護神として信仰を集めていたといいます。
山号 | - |
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院号 | - |
寺号 | 太子堂 |
本尊 | 聖徳太子像 |
住所 | 鴻巣市原馬室 |
宗派 | - |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
原馬室太子堂の縁起
原馬室太子堂の創建年代等は不詳ながら、新編武蔵風土記稿には「村民の持」として記載され、天保10年(1839)に再建、大工・木挽などの守護神として信仰を集めていたといいます。
新編武蔵風土記稿による原馬室太子堂の縁起
(原馬室村)
太子堂
村民の持。(新編武蔵風土記稿より)
「鴻巣市史」による原馬室太子堂の縁起
原馬室村には、大工・木挽などの守護神とされた聖徳太子を祭る太子堂もあった。天保十年(一八三九)十月、同社の再建のため村々の信者から米銭の寄進を募った。このときの名簿に見える八六名の居住地は、北は箕田村から南は下川田谷村(桶川市)までの荒川流域に分布し、特に高尾桐ダンスの産地で知られる荒井村(北本市)および同村の枝郷北袋村(丸山を含む)に集中していた。市域では、鴻巣宿から六名と箕田村から二名の名前が見られる。(「鴻巣市史」第十一章寺院と神社より)
原馬室太子堂の周辺図