とうかん山古墳。県内で2番目の大きさの円墳
とうかん山古墳の概要
とうかん山古墳は、熊谷市箕輪にある名所旧跡です。とうかん山古墳は、南北径約90m、高さ約11.25mの円墳で、丸墓山古墳(径105m)に次ぐ、円墳としては埼玉県内で2番目の大きさです。発掘調査は実施されていないものの、採集された円筒埴輪から、古墳時代後期の六世紀頃の築造と推定され、埼玉県史跡に指定されています。
旧跡・名所名 | とうかん山古墳 |
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みどころ | 県指定史跡 |
入場時間 | - |
入場料 | - |
住所 | 熊谷市箕輪字北原 |
備考 | - |
とうかん山古墳の縁起
とうかん山古墳は、全長74m、後円部高さ5.5m、前方部高さ6mの前方後円墳です。発掘調査は実施されていないものの、採集された埴輪破片から、古墳時代後期の六世紀中頃の築造と推定され、埼玉県史跡に指定されています。
新編武蔵風土記稿によるとうかん山古墳について
(箕輪村)
該当記載なし(新編武蔵風土記稿より)
境内掲示によるとうかん山古墳について
この古墳の名称は、墳頂に稲荷社(おとうか様)や十日夜碑があることから、とうかん山古墳と呼ばれています。
古墳の形は、前方後円墳であり、規模は、全長七四m、後円部の高さ五・五m、前方部の高さ六mです。時期については、発掘調査が実施されていないので明確ではありませんが、採集された埴輪破片から六世紀中頃と考えられております。
かつて、この地域には多数の古墳が存在しており、本古墳はその中心的な古墳であったと思われます。現在では周辺の古墳は失われ幾つかが残るだけですが、その残された古墳の中でも本古墳は当時の原形をとどめていることで大変貴重なものと言えます。(埼玉県教育委員会・熊谷市教育委員会掲示より)
とうかん山古墳の周辺図
参考資料
- 「新編武蔵風土記稿」