釋迦寺。熊谷市須賀広にある天台宗寺院
釋迦寺の概要
天台宗寺院の釋迦寺は、如意山光乗院と号します。釋迦寺は、延喜17年(917)に創建、寂圓法師が開山したといいます。江戸期には須賀広八幡神社の別当を勤めていました。
山号 | 如意山 |
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院号 | 光乗院 |
寺号 | 釋迦寺 |
本尊 | 釋迦如来立像 |
住所 | 熊谷市須賀広240 |
宗派 | 天台宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
釋迦寺の縁起
釋迦寺は、延喜17年(917)に創建、寂圓法師が開山したといいます。江戸期には須賀広八幡神社の別当を勤めていました。
境内掲示による釋迦寺の縁起
釋迦寺は天台宗如意山光乗院釋迦寺と称し、醍醐天皇の代の延喜十七年(九一七)に創建され、寂圓法師を開山とする。
本尊に釋迦如来立像(高さ一・五メートル)を安置する。また、堂内には子の権現のほか諸仏を、境内には水子地蔵尊を安置している。
釋迦寺由緒覚書(寛政二年十二月記)によれば、欽明天皇の時代に勅定あって釋迦三尊を彫刻し、鎌倉に安置したと記されており、この三尊をそれぞれ分置し本尊釋迦如来を当寺に安置し奉ったと伝えられている。
この寺は安永九年(一七八〇)に諸堂を再建し、更に寛政二年(一七九〇)の大改築を経て明治に及び、その後、昭和四十五年に本堂、庫裡の大改築を行い、昭和五十二年に仁王門を新築した。(埼玉県掲示より)
新編武蔵風土記稿による釋迦寺の縁起
(須賀廣村)
釋迦寺
天台宗、比企郡松山町成就院末、如意山光乗院と號す、開山寂圓法印寂年詳ならず、本尊釋迦を安ず、(新編武蔵風土記稿より)
釋迦寺の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿