本町御嶽榛名神社。原新田地区の講により創祀
本町御嶽榛名神社の概要
本町御嶽榛名神社は、和光市本町にある御嶽榛名神社です。本町御嶽榛名神社の創建年代等は不詳ながら、上州榛名社を信仰する原新田地区の講により祀られていたといいます。本田技研の用地買収により昭和27年当地へ遷座、武州御嶽講の信仰する御嶽社と合祀し、御嶽榛名神社としています。
社号 | 御嶽榛名神社 |
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祭神 | - |
相殿 | - |
境内社 | - |
祭日 | - |
住所 | 和光市本町21 |
備考 | - |
本町御嶽榛名神社の由緒
本町御嶽榛名神社の創建年代等は不詳ながら、上州榛名社を信仰する原新田地区の講により祀られていたといいます。本田技研の用地買収により昭和27年当地へ遷座、武州御嶽講の信仰する御嶽社と合祀し、御嶽榛名神社としています。
境内石碑による本町御嶽榛名神社の由緒
昭和二十七年に新倉庚塚の地より、この鈴森の地に御遷宮した。旧社は破損甚だしく誠に恐懼の極でありました。新倉村原新田の里から大和町へ、そして和光市本町と時勢の進展に伴い、崇敬厚い氏子崇敬者相計り各自壱萬圓也(石垣に記名)と原新田睦会より金壱仟貮百萬圓也の奉納を以って地元本橋建設株式会社竣工により本殿、第二鳥居を再建し石垣、水屋、上屋等を新築して十二月二十一日御遷宮翌二十二日神威の高揚と氏子の繁栄を祈願して盛大に奉祝祭を斎行致しました。
ここに経過を記し久遠に奉斎するものであります。
昭和四十九年十二月吉日(境内石碑より)
「和光市史民俗篇」による本町御嶽榛名神社の由緒
上州榛名社
新倉の原新田にあり、もとは東上線の線路際にあったが、戦後、本田技研の工場用地の買収により、線路からかなり離れた南側の道路沿いに移され、りっぱな社殿が立てられている。
この榛名社は上州の榛名神社を勧請したもので、武州御嶽と合祀され『御嶽榛名社』となっている。農村時代に旱天がつづくと、榛名に水をもらいに行き、竹筒に水をもらってきて、この地にまき、雨乞いをしたという。今も代参者御嶽山と榛名山にまいりお札をうけてくる。(「和光市史民俗篇」より)
本町御嶽榛名神社の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿