円通寺。入間郡越生町小杉にある曹洞宗寺院

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円通寺。武蔵越生七福神の寿老人

円通寺の概要

曹洞宗寺院の円通寺は、大護山と号します。円通寺は、小金井万衛門が寛文年間(1661-1673)に開基、龍穏寺22世鉄心御州禅師が開山、龍穏寺四十八世天産慧苗禅師が中興開山したといいます。鉄心御州禅師は、後に大本山永平寺29代貫主となっています。武蔵越生七福神の寿老人です。

円通寺本堂
円通寺の概要
山号 大護山
院号 -
寺号 円通寺
本尊 釋迦牟尼仏像
住所 入間郡越生町小杉306
宗派 曹洞宗
葬儀・墓地 -
備考 -



円通寺の縁起

円通寺は、小金井万衛門が寛文年間(1661-1673)に開基、龍穏寺二十二世鉄心御州禅師が開山、龍穏寺四十八世天産慧苗禅師が中興開山したといいます。鉄心御州禅師は、後に大本山永平寺29代貫主となっています。

新編武蔵風土記稿による円通寺の縁起

(小杉村)圓通院
大護山と號す、曹洞宗、龍ヶ谷村龍穏寺の末寺なり、開山は龍穏寺第二十二世僧なりと云、本尊正觀音を安す。
薬師堂。
愛宕社。(新編武蔵風土記稿より)

埼玉県掲示による円通寺の縁起

円通寺は、曹洞宗の寺で大護山と号し、龍ヶ谷にある龍穏寺の末寺である。本尊は釈迦如来で、その他、観音菩薩、薬師如来、延命地蔵尊、水子地蔵尊が安置されている。
創建についての年代は確かではないが、寛文年間(一六六一~七三)に小金井万衛門が開基、龍穏寺第二十二世鉄心御州禅師が開山したと伝えられる。その後、曹洞宗、臨済宗、無住を繰返えし、龍穏寺第四十八世天産慧苗禅師が中興開山した。寛文年間の御州和尚、天和年間の高郁和尚、天明年間の慧苗和尚、慈猛和尚等は、当時の歴史にも名を残している名僧である。
大正十三年に堂宇全てを焼失し、昔日の面影を失ってしまったが、昭和十一年に檀信徒の協力を得て堂宇を復元し、現在に至っている。(埼玉県掲示より)


円通寺の周辺図