入西神社。坂戸市小山の神社

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入西神社。旧称氷川社

入西神社の概要

入西神社は、坂戸市小山にある神社です。入西神社の創建年代等は不詳ながら、江戸期には氷川社と称し、小山村の鎮守として祀られていました。明治22年の町村合併により17ヶ村が合併して入西村が成立、明治41年に入西村の西部(長岡・竹之内・善能寺・小山・掘込・新堀)の諸社を合祀、大正元年に北峰稲荷社(及び境内社)を合祀し、社号を氷川神社から入西神社と改号しています。

入西神社
入西神社の概要
社号 入西神社
祭神 須佐之男命、稲田姫命
相殿 -
境内社 天神・白山・秋葉・猿田彦・南稲荷・北稲荷・八幡・聖天宮、稲荷社
祭日 秋大祭10月16・17日
住所 坂戸市小山72
備考 -



入西神社の由緒

入西神社の創建年代等は不詳ながら、江戸期には氷川社と称し、小山村の鎮守として祀られていました。明治22年の町村合併により17ヶ村が合併して入西村が成立、明治41年に入西村の西部(長岡・竹之内・善能寺・小山・掘込・新堀)の諸社を合祀、大正元年に北峰稲荷社(及び境内社)を合祀し、社号を氷川神社から入西神社と改号しています。現在は小山・長岡・竹之内・善能寺・掘込・北峰が氏子範囲となっています。

新編武蔵風土記稿による入西神社の由緒

(小山村)
氷川社
社は二ヶ所建て、上宮・下宮と呼ぶ、村の産神なり、龍光寺持、(新編武蔵風土記稿より)

「埼玉の神社」による入西神社の由緒

入西神社<坂戸市小山七二(小山字北林)>
当社の鎮座する小山は、越辺川と高麗川の合流点西方の台地にあり、口碑によると、坂戸氏から出た平田氏が開いた地という。
当社は本来、氷川神社であり、須佐之男命と稲田姫命を祀る社で、神仏分離まで竜光寺が別当を務めていた。また、当社は明治四一年まで社が上宮・下宮に分かれていた。現在、境内地前方に“オハヤシ山”と呼ばれる雑木林があり、古くはそこに下宮の社があったが、合祀時廃されて今は無い。
明治二二年の町村合併により、小山以下一七ヵ村が合併し、入西村が成立した。村名は、近世当地域を入西領と呼んだことに由来する。
明治四一年に大字長岡の氷川・愛宕・日枝社、竹之内の稲荷社、善能寺の天神・琴平社、小山の氷川・八幡・熊野社、掘込の三島・日枝・稲荷社、新堀の金山・稲荷・愛宕・日枝社、更に大正元年には北峰の稲荷社・同境内社稲荷神社が合祀され、社号を氷川神社から村名にちなみ入西神社と改め、小山・長岡・竹之内・善能寺・掘込・新堀・北峰の旧七ヵ村の村社となった。
合祀社の跡地の多くは社有地となっていたが、戦後の農地改革によって失った。しかし、善能寺の琴平神社・新堀の金山神社・北峰の稲荷神社は現在も社殿があり、祭祀も行われている。
社殿は伊勢湾台風で倒壊し、昭和四二年に再建されている。(「埼玉の神社」より)


入西神社の周辺図


参考資料

  • 「新編武蔵風土記稿」
  • 「埼玉の神社」(埼玉県神社庁)