関間神明神社。坂戸市関間の神社

猫の足あとによる埼玉県寺社案内

関間神明神社。関間新田の開村と同時に創建

関間神明神社の概要

関間神明神社は、坂戸市関間にある神社です。関間神明神社は、享保10年(1725)から関間三郎兵衛氏等が開発した関間新田の鎮守として創建したといわれ、富士淺間神明合祀社と称していました。明治維新後の神仏分離後、神明神社と改称、現千代田中学校付近に鎮座していましたが、軍用飛行場の建設計画に伴い当地へ移転しています。

関間神明神社
関間神明神社の概要
社号 神明神社
祭神 大日孁貴命
相殿 -
境内社 -
祭日 例祭10月1日、秋祭り11月23日
住所 坂戸市関間4-4-26
備考 -



関間神明神社の由緒

関間神明神社は、享保10年(1725)から関間三郎兵衛氏等が開発した関間新田の鎮守として創建したといわれ、富士淺間神明合祀社と称していました。明治維新後の神仏分離後、神明神社と改称、現千代田中学校付近に鎮座していましたが、軍用飛行場の建設計画に伴い当地へ移転しています。

新編武蔵風土記稿による関間神明神社の由緒

(關間新田)
富士淺間神明合祀社
村の鎮守にて福泉寺の持。(新編武蔵風土記稿より)

「埼玉の神社」による関間神明神社の由緒

神明神社<坂戸市関間四-一一二-一(旧関間新田字中道)>
当社の創立は村の開拓にかかわるものと考えられ、『風土記稿』には「関間新田も享保十年萩原源八郎承りて三郎兵衛と云る者開墾せり、此の人関間氏なれば此唱をなせしものなり」とある。
口碑に「享保年間、三ツ木村(現鶴ケ島町三ツ木)の三角原に住む一集落六〇戸ほどが各戸の氏神と祖先の墓石を携えて当地に移り住んで開墾したが、作物が思うように取れないため、その後他地区に移転する家が続出した」とあり、現在氏子内で開拓当時から連綿とする家は、綿貫家・高山家・宮崎家・宮本家・諏訪部家・広沢家など数軒である。
当社は往古富士浅間神明合祀社と号し、別当を曹洞宗自保山福泉寺が務めたが、神仏分離により神明神社と改称し、その後は、明治九年から本山修験篠井村観音堂配下の八幡山正福院が復飾して姓を宮本と名乗って神職となり、三代に渡って祀職を務めている。
元来お浅間様と称する小高い山の上(現千代田中学校付近)に鎮座していたが、昭和一五年、この地に軍用飛行場の建設が計画されたため、現在地に移転した。
祭神は大日孁貴命である。三間社である本殿にはそれぞれに幣束を祀るが、配祀二神については不明である。(「埼玉の神社」より)

坂戸市掲示による関間神明神社の由緒

当社の祭神は天御中主大神であり、鎮座年代は不詳であるが、往古より一村一社の鎮守として創立され、永承七年(一〇五二年)二月十五日に社殿が再建されたと伝えられ、明治五年村社となった。明治四十三年、大塚野新田に鎮座した神明神社、御嶽神社を合祀し、現在に至っている。
またこの地には、昭和五十一年一月二十九日坂戸市の無形民俗文化財に指定された獅子舞が伝えられている。
詳しい記録はないが、元治阿使用中の道具や古老の口伝えによれば、徳川中期頃から一村融和団結のシンボルとして華麗な装束によって行われたが、最近、時代とともにやや簡素化されたという。しかし獅子舞そのものの演技は、古い伝統をよく守って独特な強度芸能として保存されている。
毎年十月一日が例祭、一月一日が元朝祭、二月二十五日が春祭り、十一月二十三日が秋祭りである。
獅子舞の実演は、毎年十月一日の例祭当日午後二時頃から社前で行われる。(坂戸市掲示より)


関間神明神社所蔵の文化財

  • 関間の獅子舞(坂戸市指定無形民俗文化財)

関間の獅子舞

秋になると豊年を祝う獅子舞が、市内の各地で行われます。竹で作った「ささら」と呼ばれる楽器を使って獅子舞を踊るので、「ささら舞」とも言われ、昔から地元の人々によって受継がれてきました。
関間の獅子舞は、江戸時代に神明神社のお祭りに演じられたのが始まりと言われています。
関間の獅子舞は、江戸時代に五穀豊穣を祈って神明神社の例祭に奉納されるようになったと言われています。例祭は以前、十月一日でしたが、現在は十月の第三土曜日になりました。
獅子舞の演者は、高張・天狗・花笠・笛吹き・仲立・雌獅子・中獅子・大獅子・唄うたいで、演目は「竿がかり」・「新ささら」・「角平」の三曲です。例祭の当日は、集会場で準備を整え、ほら貝の三つの合図で行列を組み、笛、太鼓をならしながら神明神社に向かいます。この行列を「道中ささら」と呼びます。神明神社の前で、獅子舞を奉納して、関間の地区内をゆっくり舞いながら集会場へともどります。夜、ふたたび集会場の庭で、獅子舞が行われます。
獅子舞は、笛・唄・ささらに合わせて、太鼓をたたきながら踊ります。舞の内容は、仲立の先導で、大獅子と中獅子が花笠に隠れた雌獅子を探すというもので、神話を題材にしています。(坂戸市教育委員会掲示より)

関間神明神社の周辺図

参考資料

  • 「新編武蔵風土記稿」
  • 「埼玉の神社」(埼玉県神社庁)