龍長山永源寺。坂戸市多和目にある曹洞宗寺院、旧称惠眼寺
永源寺の概要
曹洞宗寺院の永源寺は、龍長山と号します。永源寺は、越生龍穏寺第10世僧長庵良置(天正5年1577年寂)が永禄3年(1560)に開山、徳川家康が関東入国した翌年の天正19年(1591)には寺領10石の御朱印状を受領しています。
山号 | 龍長山 |
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院号 | - |
寺号 | 永源寺 |
本尊 | 正観世音菩薩像 |
住所 | 坂戸市多和目867-2 |
宗派 | 曹洞宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
永源寺の縁起
永源寺は、越生龍穏寺第10世僧長庵良置(天正5年1577年寂)が永禄3年(1560)に開山、徳川家康が関東入国した翌年の天正19年(1591)には寺領10石の御朱印状を受領しています。年不詳ながら(埼玉宗教名鑑では明治4年としている)寺号を惠眼寺から永源寺と改号しています。
新編武蔵風土記稿による永源寺の縁起
(田波目村)
惠眼寺
天正十九年寺領十石の御朱印を賜へり、曹洞宗、越生龍穏寺の末、龍長山と號す、開山は本山十世僧善長庵良置天正五年二月廿九日示寂、本尊正觀音を安ず、客殿の簷に寛文十年造る所の鐘をかく、(新編武蔵風土記稿より)
「入間郡誌」による永源寺の縁起
永源寺
平にあり。龍穏寺に屬し、其十世善庵良置(天正五年寂)の中興也。年代は永禄三年なりと云ふ。蓋し著名なる古寺にして、檀徒大家川角毛呂山根諸村の比較的舊家に多し。(「入間郡誌」より)
永源寺の周辺図
参考資料
- 「新編武蔵風土記稿」