法昌寺。中武蔵七十二薬師
法昌寺の概要
曹洞宗寺院の法昌寺は、藤金山と号します。法昌寺は、能仁寺第4世勅特賜天然禅格外玄逸和尚が慶長元年(1596)に開山したといいます。中武蔵七十二薬師12番です。
山号 | 藤金山 |
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院号 | - |
寺号 | 法昌寺 |
住所 | 鶴ヶ島市藤金467 |
宗派 | 曹洞宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
法昌寺の縁起
法昌寺は、能仁寺第4世勅特賜天然禅格外玄逸和尚が慶長元年(1596)に開山したといいます。江戸期には藤金村鎮守氷川社の別当を勤めていました。
新編武蔵風土記稿による法昌寺の縁起
(藤金村)
法昌寺
藤金山と號す、曹洞宗、郡中飯能村能仁寺の末なり、本尊釋迦を安ず、開山格外悦、慶長八年三月廿八日寂す、
薬師堂(新編武蔵風土記稿より)
「鶴ヶ島町史(民俗社会編)」による法昌寺の縁起
大字藤金字道上に所在する。藤金山法昌寺と号する。宗派は曹洞宗(旧通幻派)で、本山は永平寺と総持寺。飯能市の能仁寺末。本尊は釈迦如来。
慶長元年(一五九六)に、能仁寺の第四世、勅特賜天然禅格外玄逸和尚が創立し、開祖となった。安政五年(一八五八)に火災にあい、萬延元年(一八六〇) に伽藍を再建、昭和八年にも火災にあったがただちに再建した。その後、昭和五一年に当寺第一九世代に本堂を新築し、現在に至る。(「鶴ヶ島町史(民俗社会編)」より)
法昌寺の周辺図
参考資料
- 「新編武蔵風土記稿」
- 「鶴ヶ島町史(民俗社会編)」