広瀬浅間神社。狭山市上広瀬の神社
広瀬浅間神社の概要
広瀬浅間神社は、狭山市上広瀬にある広瀬浅間神社です。広瀬浅間神社は、万延元年(1860)に創建したといいます。
社号 | 浅間神社 |
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祭神 | 木花咲耶姫命 |
相殿 | - |
境内社 | - |
住所 | 狭山市上広瀬983-2 |
祭日 | 火まつり8月21日 |
備考 | - |
広瀬浅間神社の由緒
広瀬浅間神社は、万延元年(1860)に創建したといいます。
新編武蔵風土記稿による広瀬浅間神社の由緒
(上廣瀬村)
新編武蔵風土記稿編纂時に創建していないため、記載なし(新編武蔵風土記稿より)
「埼玉の神社」による広瀬浅間神社の由緒
記載なし(「埼玉の神社」より)
広瀬浅間神社所蔵の文化財
- 広瀬浅間神社の火まつり(狭山市指定無形民俗文化財)
広瀬浅間神社の火まつり
広瀬浅間神社は、土を富士山の形に盛った人造の小型富士山=富士塚で、万延元年(一八六〇)の創建です。祭神は「木花咲耶姫命」です。
江戸時代、富士浅間を信仰する富士講が数多く発生し、狭山市内でも富士講活動が盛んでした。このまつりを行っている水富〇ろ講も、その一つで、現在市内で残っている唯一のものです。
火まつりは、豊作・安産・富士山の噴火活動の鎮火を祈願するため富士吉田浅間神社の鎮火祭を模倣し、明治の初期から始められたといわれています。毎年八月二一日の夕方から夜にかけて行われ、現在では、夏の風物詩としての思いが強い行事です。
祭りの中心は、桑の枝を円柱状に束ねた大小二つのたいまつを燃やす「おたきあげ」で、近郷には見られない非常に貴重なものです。
また、安産の神様ともいわれ、頂上のロウソク立てのロウソクを貰い、陣痛の時に神棚へ上げて燈すと、燃え尽きるまでに安産するといわれています。(狭山市教育委員会・狭山市文化財保護審議会掲示より)
広瀬浅間神社の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿